仮想通貨の知名度が急上昇して、自分達もやってみたいと思っている人は大勢いますが、どのようにして始めたらいいのかとわからない人が大勢いるのは確かです。仮想通貨を始めるにはまず、仮想通貨取引所の口座を開設するところから、始めなければなりません。取引所の口座を開設しないと、仮想通貨の売買ができないということです。
ここでは、仮想通貨の投資を始めたい人や、投資初心者だけど仮想通貨の取引に参加したい人などに向けて、口座開設方法と手順と注意点を中心に加えて、おすすめの仮想通貨取引所を次に挙げて、解説していきます。
オススメの仮想通貨取引所 |
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仮想通貨取引所選びから始める
仮想通貨取引所は、仮想通貨を扱う市場にあたり、ユーザー達は店頭に並んでいる欲しい仮想通貨と数を選んで購入し、持っている仮想通貨を売りたい場合は、売りたい仮想通貨と数を選ぶだけというシンプルなやり方です。仮想通貨取引所の役目は、仮想通貨の売買を希望するユーザー同士の仲介役で、直接の販売には携わっておりません。直接販売されている仮想通貨を購入したい場合は、取引所ではなく販売所を選択します。
とはいえ、ほとんどの取引所はこのふたつの機能を併せ持っているので、難しく考える必要はないのがコツです。値段は異なるかもしれませんが、異なったとしても、微々たるものなので、販売所と取引所についてはあまり気にしないようにします。そこで、投資初心者に優しいおすすめの国内取引所を計3つあげて、特徴などについて解説いたします。
Coincheck(コインチェック)
コインチェックは特徴は非常にシンプルで、スマートフォンでも使いやすく、普段からスマートフォンを主体に使っている人にとってはおすすめです。操作方法もシンプルで見やすく、初心者にも優しいと言えます。もうひとつの特徴は、ビットコイン以外のアルトコインを多く扱っていることにあります。ビットコインより、他の仮想通貨に投資したいという人には向いているということです。
Zaif(ザイフ)
Zaifはコインチェックと同様に多くのアルトコインを扱っているだけでなく、独自に発行したトークンも扱っているのが特徴です。コインチェックと同様に、初めて投資を経験する人にはおすすめですが、本人確認の書類が遅い、もしくは届かないというネガティブな声が多く聞かれます。ザイフの本人確認を申請している最中に、コインチェックやビットフライヤーなどで、代用として利用することをおすすめいたします。
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyerはビットコインに強いとされる取引所ですが、ビットコインだけでなく、イーサリアムやライトコインなど安定性の強いアルトコインを扱っているのが特徴です。ビットフライヤーは取引所の中でも、資本力についてはトップクラスで、大企業など資本力のある企業が株主となって、出資しているのが理由でもあります。サポートにも強いので、仮想通貨に不安を持っている人は、ビットフライヤーがおすすめです。
仮想通貨取引所の口座開設に向けての準備
仮想通貨取引所の口座を開設するとなると、最低限の準備が必要で、ただ単に申し込むだけではダメだということです。そこで、準備するものを次に挙げて、なぜこれが必要なのかなどについて、詳しく解説していきます。
スマートフォンとパソコンを両方用意する
なぜスマートフォンとパソコンを用意しなければならないのかというと、二段階認証に使用するからです。二段階認証については後述で詳しく解説しますが、二段階認証しないと、取引所の機能を満足に使うことができず、セキュリティ強化のためにも、導入しなければならないからです。
スマートフォンはandroidやiPhoneのどちらでも使用は可能、パソコンのOSはWindowsやMacのどちらでも使用は可能で、デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらを選んでも問題ありません。パソコンがない場合は、もう一台のスマートフォンや、タブレット端末などでも代用は可能です。
本人確認の書類
取引所で本人確認を申請しないと、入金できないなど、取引所の機能を満足に使うことができません。本人確認に使用する身分証明書は主に、運転免許証、パスポート、健康保険証、住基カードなどが挙げられ、この中のどれかひとつを本人確認に選ばなければなりません。
銀行口座
出金を考えて、自分の銀行口座を用意する必要があり、おすすめはインターネットバンキングの銀行口座です。理由は、家にいながら、スマートフォンやパソコンで残高を確認することができるからです。すでに持っているのなら、その口座を使うことをおすすめします。
仮想通貨取引所の口座開設の手順
準備を終えたら、次は仮想通貨取引所の口座開設です。取引所によって、やり方は異なるのではないかと思われるかもしれませんが、取引所の指示通りに操作していけば問題ありません。しかし、様々な手順を踏まなければ、取引所の機能を満足に使えないのは間違いありません。
ちなみに、口座開設だけなら、開設までの時間はあっという間ですが、先ほど申した通り、手順を踏む必要はあるということです。口座開設後、どのような手順を踏めばいいのかを詳しく解説していきます。なお豆知識としては、手続きはスマートフォンよりパソコンで設定したほうが簡単です。
本人確認を申請しよう
口座を開設し、アカウントを取得した後、さっそく本人確認の作業に入ります。スマートフォン(デジタルカメラでも良い)で免許証など身分証明書を撮影して、アップロードするだけですが、ここで注意が必要です。その注意とは、取引所によって、身分証明書だけでなく、IDセルフィーの画像もアップロードしなければならないというところです。IDセルフィーとは、簡単に説明すると、本人と身分証明書の両方が写っている写真を意味します。
IDセルフィーを撮影する方法は、身分証明書を顔の近く(右か左のどちらでもいい)に手に持って、撮影するだけです。一人じゃ難しいだろうなと思ってしまうかもしれませんが、自分のほうにレンズを向けて、気に入るまでに何度も撮影するのが、一人で行う最適な撮影方法でもあります。うまくできたら、アップロードしましょう。不備がなければ、当日か翌日には承認のメールが来ます。
その後、本人確認書類が簡易書留として自宅に送付されるので、到着までに待ちましょう。届いたら、書かれているコードを入力して、本人確認の作業はこれで終了となります。
二段階認証を必ず設定しよう
二段階認証を行うことで、セキュリティをさらに強化することができるだけでなく、複数の取引所を利用するのなら、なくてはならない存在です。二段階認証の設定方法ですが、まずは二段階認証のアプリをスマートフォンでダウンロードするところから始めます。二段階認証のアプリは主に、IIJ SmartKey、Google認証システム、AUTHYなどがあり、どれかひとつ選んで利用する必要があります。
ただし、スマートフォンを機種変更しても引き継がれない、バックアップが取れないという、もっとも注意しなければならないところがあり、仮にスマートフォンをなくしてしまうと、ログインできなくなるということです。スマートフォンを機種変更する前に、使用している取引所の二段階認証を解除する必要があります。万が一、スマートフォンをなくして、スマートフォンが壊れた場合は、取引所に問い合わせして、二段階認証の解除を申請しなければなりません。
出金先の銀行口座を登録する
登録しなくても、本人確認と二段階認証を設定すれば、取引所の機能を完全に使うことができます。登録するのは、仮想通貨で利益を得てからでもいいのですが、事前に登録したほうがいいでしょう。
取引所の口座を開設したら仮想通貨を購入してみよう
本人確認や二段階認証を終えたら、次は仮想通貨を購入してみます。好きな仮想通貨でもよいのですが、値上がりに期待できる仮想通貨に対し、積極的に購入して投資するのが適切です。ちなみに、入金方法は銀行振込やコンビニ入金やクレジットカードなど、意外と幅広いです。
取引所の手続きで一番手間がかかるのは本人確認ですが、本人確認さえ済めば、仮想通貨の売買を本格的に行うことができます。ただし、仮想通貨の売買を行う以上、損切りを覚えておかなければなりません。損切りについての説明は省略しますが、覚えておいたほうが、損失が出ても最小限に抑えることが可能です。