QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴を初心者にもわかりやすく徹底解説!

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、2014年にシンガポールで設立された会社である「QUOINE(コイン)」が運営している仮想通貨の取引所です。その後、ジャフコからの資金調達を受け、日本へ本社機能を移しています。

今までは、取引所もQUOINE(コイン)という名前でしたが、2017年3月に「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」に変更し、グローバルなサービスを展開しています。

ビットフライヤーやコインチェックと比べると、知名度は劣りますが、コインエクスチェンジを利用するメリットは多くあります。それでは、QUOINEX(コインエクスチェンジ)について、詳しく見ていきましょう。

 

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴と評判

QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴と評判

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、資本金が約20億円あり、ビットフライヤーの40億円に次いで、2位となっています。企業としては、しっかりした基盤を持っていると言え、安心して仮想通貨の売買ができる取引所です。

特に、レバレッジ取引では、国内最大の25倍のレバレッジ比率で取引をすることができるので、ハイリスク、ハイリターンで大きな利益を上げたいという人には、人気があります。

 

QUOINEXで口座開設するメリット

QUOINEX(コインエクスチェンジ)で仮想通貨を売買するメリットは、以下のようになっています。

① 通貨のペアが多い

① 通貨のペアが多い

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、多くの通貨ペアで仮想通貨の売買を行うことができることがメリットで、日本円の他に、米ドルやユーロ、豪ドルなど、全部で14種類の法定通貨で仮想通貨を購入することができます。

外貨で預金を持っている人は、そのまま取引所に入金して購入することもできるということですね。実際は、日本円で買う人がほとんどだと思いますが、様々なニーズを満たしてくれる取引所ということができます。

 

② スプレッドが小さい

② スプレッドが小さい

 

QUOINEXは、数ある仮想通貨の取引所の中でも、特にスプレッドが小さいとして知られています。スプレッドとは、売値と買値の差のことで、簡単に言うと、スプレッドが大きいと、私たちユーザーにとっては、コストが多くかかってしまうということです。

スプレッドが小さいということは、売買のときにかかるコストが低いということになりますので、仮想通貨の売買をする上で、非常に有利になります。

 

③ FXで、高いレバレッジをかけた取引ができる

③ FXで、高いレバレッジをかけた取引ができる

 

コインエクスチェンジのレバレッジ取引は、高いレバレッジがかけられることで有名で、最大25倍のレバレッジ倍率で、取引を行うことができます。10万円の証拠金をいれると、250万円分の取引ができるということです。

日本では、ビットコインFXを行える取引所が多くありますが、25倍は、国内では最大のレバレッジ倍率となっています。

高いレバレッジをかけると、少ない資金で大きな取引をすることが可能となりますので、25倍までかけられるQUOINEXは、FX取引をする人にとっては魅力的な取引所と言えるでしょう。

ただし、少ない資金で大きな利益を出せる可能性がある一方、大きな損失が出てしまう場合もありますので、ビットコインFXは慎重に始めることをおすすめします。

 

④ 取引所の規模が大きく、安心できる

④ 取引所の規模が大きく、安心できる

 

コインエクスチェンジでは、ビットコインの取引高が、コインチェック、ビットフライヤー、ザイフに次いで国内で4位となっています。

このように、資本金も多く、取引量もたくさんあることから、規模が大きい取引所ということができます。また、仮想通貨の取引量が多いということは、取引所が得る手数料も多いということになります。財務面でもしっかりと利益を出しているので、今後も破たんするようなリスクも少ない、と判断することもできます。

コインエクスチェンジは大手取引所に比べて知名度は低いですが、資本金や取引高の面から見てみると、それらの取引所にひけをとらない、安定した取引所ということができます。

 

⑤ セキュリティが高い

⑤ セキュリティが高い

 

コインエクスチェンジは、ログイン時や送金時の二段階認証を設定はもちろんのこと、コールドウォレットとマルチシグネチャーウォレットという、独特の技術も導入されています。

マルチシグネチャ―ウォレットとは、一つのアドレスに、複数の秘密鍵を割り当てるサービスのことで、一つの秘密鍵よりも、セキュリティが高くなり、ハッキングなどの被害に合いにくいとされています。コールドウォレットは、オンライン環境から切り離されたウォレットのことです。顧客の仮想通貨は、取引所の中であっても、このようにコールドウォレットで保管してくれているので、ハッキングに合い、顧客の仮想通貨が盗まれてしまうようなリスクが低くなります。

取引所では、多くの仮想通貨が売買されているため、ハッカーにとっては格好の場所です。実際、年に何回も「取引所から仮想通貨が盗まれる」という事件が起きています。実際に被害に合う確率は少ないですが、万が一仮通貨が盗まれてしまったら、そのコインを取り戻すことは、事実上不可能です。

自分でパスワードを複雑にしたり、二段階認証を設定したり、コールドウォレットに移したりという対策はできますが、取引所でもコールドウォレットで管理してくれているということで、より安心感して利用できる取引所と言えるでしょう。

 

⑥ わからない時は、LINEでのサポートを受けることができる

⑥ わからない時は、LINEでのサポートを受けることができる

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)では、わからないことがある場合、LINEのチャット機能を通じて、リアルタイムでサポートを受けることが可能です。メールと違い、すぐに答えが返ってきますし、対面で話をしているような感覚で、色々なことを聞くことができます。

実際、住宅ローンの相談などで、銀行がLINEでのサービスを行っているところがありますが、仮想通貨の取引所の中では、このようなLINEでのサポートを行ってくれているのは、このQUOINEX(コインエクスチェンジ)のみとなっており、とても心強いサービスとなっています。

 

⑦ スマホのアプリがある

⑦ スマホのアプリがある

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)では、使いやすいスマホのアプリが用意されていますので、外出先でも、移動の途中でも、スマホを見ながら仮想通貨の売買をすることが可能となっています。仮想通貨の値動きは早いので、どんな場所でも、スマホさえあれば取引ができるということは、大きなメリットです。投資のチャンスを逃すことなく、いつでもトレードできるのが嬉しいですね。

 

⑧ チャートの性能が良い

⑧ チャートの性能が良い

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)のチャートは、約15種類ほどのインジケーターを搭載していて、高い機能を持っています。仮想通貨の売買では、株式と同じようにチャート分析してトレードをする人も多く、高い分析力を持つ人でも満足できるような、充実したチャートの仕組みになっています。

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)の口座開設方法

QUOINEX(コインエクスチェンジ)の口座開設方法

 

それでは、QUOINEX(コインエクスチェンジ)の口座開設方法について説明します。

  1. まず、ホームページのトップ画面にある、左下の赤い口座開設のボタンをクリックします
  2. 口座の種類を選びます。法人と個人があります
  3. メールアドレスとパスワードを入力します。パスワードは8文字以上のもので、大文字、小文字、数字の3種類の文字をすべて含んだものでないと、受けつけてくれませんので注意しましょう。
  4. 居住地は日本を選択して、「日本以外に居住地国が無いことを確約します」「米国納税義務がないことを確約します」という二つのボックスに、チェックを入れて、次へ進みます。
    このことからもわかるように、日本に住んでいる人が対象となっているので、外国に住んでいる人は利用できません。
  5. 氏名、生年月日、性別などを入力し、利用規約へ同意します。
  6. ここまでの入力が終わったら、登録したメールアドレスに確認メールが送られてきます。
  7. メールに記載された「登録を確認」というリンクをクリックすると、メールアドレスの確認が終了し、QUOINEXの登録が完了です。

 

本人確認書類の提出方法

登録が完了したら、次は本人確認書類の提出をします。この書類の提出が終わるまでは、取引をすることができませんので、きちんと行いましょう。

  1. メールアドレスとパスワードを使い、ログインします
  2. 左上にある「三」のようなマークをクリックします
  3. メニューが出てきますので、設定をクリックします
  4. プロフィールをクリックします
  5. 画像をアップロードできる画面になりますので、本人確認書類をアップロードします
  6. 受理されると、ステータスが「書類審査中」となります。審査が終わり、無事受理されると、売買ができるようになります。

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)で購入できる仮想通貨

QUOINEX(コインエクスチェンジ)で購入できる仮想通貨

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)で購入できる仮想通貨の数は比較的少なく、以下の3種類となっています。

  1. ビットコイン
  2. ビットコインキャッシュ
  3. イーサリアム

ビットコインとイーサリアムは、仮想通貨の時価総額が1位と2位で、不動の地位を築いている仮想通貨です。ビットコインキャッシュは、ビットコインから分岐した仮想通貨ですが、ビットコインよりも送金が早く、送金手数料も安いということで、注目を集めています。

このように、数ある仮想通貨の中でも、主要なもののみを取り扱っているのがQUOINEXと言えます。ビットコインの先物が上場し、ビットコインを組み込んだETFの実現も近いと言われていますが、次に先物取引の候補に挙がっているのが、このイーサリアムとビットコインキャッシュです。取り扱っている通貨は少ないですが、この3つは、安心して売買ができるコインと言えるでしょう。

 

コインエクスチェンジが発行したQASH(キャッシュ)とは何?

 コインエクスチェンジが発行したQASH(キャッシュ)とは何?

 

コインエクスチェンジを運営している「QUOINE株式会社」が金融庁登録業者による、はじめてのICOを行うと発表し、2017年11月から開始されました。そこで販売されたのが、QASH(キャッシュ)です。

 

ICOのプロジェクトとは?

ICOのプロジェクトでは、「QUOINE LIQUID プラットフォーム」と「QASHブロックチェーン」の二つを行います。

 

QASH(キャッシュ)とは?

QASH(キャッシュ)は、決済トークンとして、金融機関やフィンテック企業で使われることが期待されています。

具体的には、QASHはフィンテックを始める企業向けのブロックチェーンであり、様々な場所での活用が見込まれています。このQASHがフィンテックにおける決済トークンに採用してもらえるよう、協議をしている最中ということです。

 

QUOINE LIQUID プラットフォームとは?

 

QUOINE LIQUIDのプロジェクトは、仮想通貨の流動性を高める目的で行われます。例えば、ビットコインは日本円、ドル、韓国ウォンなどで購入できますが、購入する通貨によって、流動性に差があります。仮想通貨の売買では、流動性がとても大事で、「売りたいときに売れる」「買いたいときに買える」といった状況を作り出すことが大切なのです。QUOINE株式会社が提供する「QUOINE LIQUID」という金融サービスのユーザーは、自分の資産をQUOINEに預けたままの状態で、様々な国、様々な通貨を相手に、スムーズに仮想通貨の売買ができるようになっています。

このQUOINE LIQUIDというプロジェクトは、2018年には公式にスタートし、2019年には正式な銀行の免許取得を予定しており、仮想通貨の取引所としては、新しい取り組みを積極的に行っていると言えます。今は、仮想通貨市場が右肩上がりで成長してきてはいるものの、仮想通貨を取引する人は、ほとんどが個人となっており、機関投資家のような、大きな額の注文に耐えられるようなシステムがまだ確立していません。しかし、このQUOINE LIQUIDのシステムでは、様々な法定通貨ペアの注文をまとめてこなすことができるので、大口の注文にも問題なく対応できますので、非常に将来性が高いといえます。このようなシステムを用意しているので、機関投資家を呼び込むこともでき、取引所自体の収益も上がりますので、ますます企業体質が強くなっていくでしょう。

最近では、「仮想通貨が儲かるらしい」と聞いて、有名な株のトレーダーも、続々と仮想通貨取引に参加しはじめているという流れがあります。彼らの動かすお金は何十億規模となっており、今後も、株式市場からの大きな資金の流れが起これば、それに対応しているQUOINEXは、他の取引所よりも、その資金を取り込みやすくなると言えます。

このようなICOを行い、将来を見据えて、着々と準備をしているコインエクスチェンジは、さすがグローバル企業と言うことができますね。

 

QUONEX(コインエクスチェンジ)のデメリット

QUONEX(コインエクスチェンジ)のデメリット

 

セキュリティが高く、LINEのサポートサービスも良いコインエクスチェンジですが、デメリットがあるとすれば、やはり取り扱い通貨の種類が少ないことでしょう。日本で一番仮想通貨の取り扱い数が多いコインチェックは13種類、ビットフライヤーは6種類、ザイフは5種類となっていますので、コインエクスチェンジの3種類は、やはり少ないと言わざるを得ません。

しかし、これら3種類の取引では、スプレッドも小さく、低いコストで売買することができます。これらの通貨を取引する場合はコインエクスチェンジ、リップルやネム、モナコインなど、他の仮想通貨を買いたい場合はコインチェックやビットフライヤーを使う、という風に、使い分けをすることをおすすめします。

 

【まとめ】QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴を初心者にもわかりやすく徹底解説!

このように、QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、スプレッドが小さく、コストがかからずに仮想通貨の売買ができること、レバレッジが25倍という、最大のレバレッジ率でビットコインFXができることが魅力の取引所です。

実際に仮想通貨を買ってみるとわかるのですが、取引所によってはかなり高い手数料を取られてしまい、値上がりしたので売ったのに、手数料を多く取られてしまい、逆に損失が出てしまったという場合もあります。

手数料が安い取引所で仮想通貨を売買することは、利益をしっかりと出していく上では大切なことですので、ぜひQUOINEX(コインエクスチェンジ)でも口座を開設し、いつでも利用できる状態にしておくことをおすすめします。