ビットフライヤーは、日本を代表する仮想通貨の取引所です。ビットコインやアルトコインなど、仮想通貨の現物取引だけではなく、ビットコインFXの出来高が世界有数となっており、世界の中でも存在感がある取引所となっています。
仮想通貨投資をするのであれば、必ず口座を作っておきたい取引所の一つと言えるでしょう。それでは、ビットフライヤーについて詳しく見ていきましょう。
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Contents
ビットフライヤー(bitflyer)の特徴と評判
ビッとフライヤー(bitflyer)は、日本の仮想通貨の取引所の中では歴史が古く、2014年4月に設立されました。資本金が約41億円となっており、日本の仮想通貨の取引所では一番多く、またみずほフィナンシャルグループや三菱UFJキャピタル、リクルートなどからの出資を受けており、非常にしっかりとした基盤を持っている取引所といえます。
通常の企業でも、資本金がどれくらいあるのかということが企業の体力を見る一つの指標となっていますが、日本の仮想通貨の取引所の中で、ビットフライヤーの資本金は飛びぬけて高く、2位のQUOINEX(コイン)の約20億円に倍以上の差をつけています。
企業活動も活発です。ビットフライヤーは、アメリカの34の州で既に仮想通貨取引所の許可を取得しており、サンフランシスコに本社を置く「bitflyer USA」として、2017年11月より営業を開始しています。最初はビットコインだけのようですが、2018年前半には、ライトコインやイーサリアム、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュの取り扱いが開始されるようです。
また、ビットフライヤーではアメリカだけではなく、欧州進出も決定しています。ルクセンブルクに子会社を設立し、EU各国でサービスを展開していく予定で、ビットフライヤーは着々と、世界的な取引所になりつつあるのです。
日本でも、ビットコインを気軽に体験できる「ビットフライヤーカフェ」という実店舗を都内に作る計画で、ビットコインがどのようなものかということや、買い物の仕方などを体験できるということです。多くの人が気軽にビットコインをはじめとする仮想通貨に身近に触れることができ、投資層の開拓が期待できます。
このように様々な取り組みのもと、ビットフライヤーは「世界最大のビットコイン企業を目指す」ということを掲げており、将来がますます楽しみな取引所と言えます。
ビットフライヤーは日本を代表する取引所ですので、仮想通貨へ投資をする上で、必ず口座を開設しておきたいですね。
ビットフライヤー(bitflyer)を利用するメリット
ビットフライヤー(bitflyer)で口座を開設するメリットは、このようになっています。
企業体質がしっかりしており、安心して取引ができる
ビットフライヤーを利用するメリットは、まずその安心感が挙げられます。仮想通貨の取引所は、金融庁の登録制となっており、ビットフライヤー(bitflyer)をはじめとする、現在日本にある取引所は、きちんと許可を受けて営業していることになります。しかし、銀行の預金保険のように、顧客の資産が補償される仕組みはまだ整っていません。
万が一、取引所自体が倒産してしまった場合には、預けていた日本円や仮想通貨は戻ってこないと考えて良いでしょう。そういったリスクを考えたときに、資本金が大きく、大企業からの出資も受けていて、世界的に事業を展開しているビットフライヤーは、非常に安心感がある取引所と言えます。大切なお金を預けるわけですし、人によっては、投資のために大きなお金を入金することもあると思いますので、不安を感じないところが良いですね。
日本で一番大きな取引所であるビットフライヤーは、資本金も大きく、しっかりとした基盤がありますので、口座を開設して仮想通貨の売買を行うのには、おすすめの取引所ということができます。
不正出金の被害に対して補償サービスがある
ビットフライヤーでは、三井住友海上火災保険株式会社と契約を結んでおり、万が一、顧客のアカウントに不正アクセスがあり、預けている日本円を不正に出金されてしまった場合は、最大100万円まで補償してくれるサービスがあります。
その補償サービスには以下のような条件があり、
・アカウントクラスがトレードクラスであること
・ログイン時、および日本円出金時に、二段階認証を設定していること
となっています。
アカウントクラスは、ウォレットクラスとトレードクラスがあります。口座開設をするとまずウォレットクラスとなり、本人情報の登録や、本人確認資料の提出、転送不要郵便の受け取りなどを経て、トレードクラスにランクアップされます。口座開設を行ったら、すぐに個人情報入力などを行い、できるだけ早くトレードクラスになるようにしましょう。
二段階認証の設定も、後述しますが、口座開設と同時に行っておくようにしましょう。
ビットフライヤー(bitflyer)の口座開設方法
ビットフライヤーの口座開設手続きは、簡単に行うことができます。
- まず、ビットフライヤーのトップページにより、メールアドレスを入力して「アカウント作成」ボタンを押します
- メールが送られてくるので、そのURLをクリック、もしくはメールに記載されているキーワードを入力します。このメールには、初回パスワードも記載されていますので、忘れないようにしましょう。
- 登録したメールアドレスと、初回パスワードを使ってログインをします
- アカウント情報より、携帯電話番号認証を行う。携帯電話番号をボックスに入力し、「携帯電話認証をする」をクリックします
- SMSが届きます。「SMSに記載されている確認コードを入力してください」という画面が立ち上がるので、記載されているコードを入力し、「携帯電話登録」をクリックします
- 次に、銀行口座の登録及び認証を行います
- ビットフライヤへの入金時、出金時に使いたい銀行口座を登録します
- 銀行名、支店名、口座の種類、口座番号、口座名義を入力します。登録した銀行口座から振込を行うことで、
「本人からの入金である」と認識され、自分の口座に入金が反映されます。よって、登録していない銀行口座からの入金をすると、反映されませんので注意が必要です。銀行口座は、本人名義に限られます。
個人情報の入力と、本人確認書類のアップロードの方法
- ログイン画面右下にある「本人情報登録」より、姓名、住所、電話番号(携帯電話か固定電話どちらか)を入力します。携帯電話番号を入力する際は、電話番号認証と同じ番号にしましょう。
氏名、住所などは、身分証明書と同じ記載にしてください。 - その後、本人確認書類のアップロードを行います。運転免許証やパスポート(写真が入っているページ)、外国人登録証明書、マイナンバーカードの中から選びます。
マイナンバーカードは、通知カードは不可です。きちんとしたものが必要となります。本人確認書類の裏、表、そしてそれを持っている自分自身の写真(セルフィ―)の3つの画像が必要です。「ファイルの提出」をクリックし、アップロードしたい写真をクリックするだけで、画像がビットフライヤーの登録画面にアップされます。 - 3種類の画像のアップロードが済んだら、最後に「本人確認書類を提出する」をクリックし、完了です。
ここまでの登録が済むと、自宅に転送不要のハガキが送られてきます。これを受け取ると、本人の住所確認が済んだこととなり、その情報がビットフライヤーに伝達されます。そして、それが確認されると、晴れて「トレードクラス」となり、仮想通貨の売買が可能となります。
ハッキング防止の二段階認証の設定の仕方
ビットフライヤーでは、二段階認証の設定は必須ではありません。しかし、盗難補償サービスが適用されるのは、「二段階認証の設定がされていること」が条件となっていますので、口座開設と同時に設定をしておくことをおすすめします。
また、仮想通貨を狙うハッキングの手口も、日々巧妙化してきています。オーストラリアでは、カフェでフリーWi-fiを使っていてパソコンの作業をしていた人が、その電波を使ってビットコインが盗まれた事件がありました。
また、海外の仮想通貨の取引所で、何十億単位の多額のビットコインが盗まれたり、個人のアカウントを乗っ取られて、勝手に仮想通貨の売買が行われ、勝手に出金されているといった例もあります。
しかし、仮想通貨の取引所において、二段階認証を設定している場合、このようなハッキングの被害に合うリスクが格段に減るというデータがしっかりと出ていますので、二段階認証の設定をしておくだけで、リスクをかなり減らすことができるのです。
ビットフライヤーに関わらず、仮想通貨の取引所を利用する際は、どの取引所においても、必ず設定をしておくようにしましょう。
設定の仕方は、以下のようになっています。
- ビットフライヤーにログインし、右下の「アカウント情報」の二段階認証をクリックします
- 二段階認証を変更する、をクリックします
- すると、登録しているメールアドレスに、二段階認証の確認コードが届きます
このコードを、ビットフライヤーの二段階認証画面にある空白のボックスに入力します - すると、二段階認証の設定画面に入ります。まず、確認コードの確認方法を選択します。。
・「認証アプリを使う場合」を選択した場合。
手持ちのスマホにあらかじめ「Google Authenticator」をダウンロードしておき、そのアプリを立ち上げて、ビットフライヤーの画面に表示されたQRコードを読み込みます。すると、確認コードがスマホ上に表示されますので、その番号をビットフライヤーの「確認コードを入力」というボックスに入力します。
・「携帯電話のSMSで受け取る」を選択した場合
確認コードを、携帯電話のSMSのメッセージで受け取るという方法です。スマホではなく、ガラケーの人でも利用できる方法です。
・「メールで受け取る」を選択した場合
登録しているメールアドレスに、認証コードが届きます。ただ、メールアドレスは、他人に情報を盗まれてしまう場合があります。特に、ヤフーやGmailなどのフリーメールは、そのリスクが高いとされています。できれば、携帯電話を保有している本人しか受け取ることができない、上記のSMSを使う方法をおすすめします。。
メールが良いという場合でも、フリーメールを使わず、自宅のメールアドレスなどを使うようにした方が安心です。 - 二段階認証の確認コードの受け取り方法を選んだら、次に、利用する画面を選択します。ログイン時、外部アドレスの登録時、日本円の出金時、の3つの選択肢があるのですが、すべてにチェックを入れることをおすすめします。
- 二段階認証の設定が完了すると、暗証番号の設定を求められますので、任意の4桁の数字を入力します
これで、二段階認証の設定は完了し、「アカウント情報」の欄の、二段階認証のところが「設定済」となります。
ビットフライヤー(bitflyer)で購入できる仮想通貨
ビットフライヤーでは、6種類の仮想通貨を売買することができます。
ビットコイン
一番最初に生まれた仮想通貨です。ビットコインから生まれたブロックチェーンの技術は、仮想通貨だけではなく、色々なところで活用ができるので、銀行などが研究を進めています。仮想通貨の世界を始めた、パイオニア的存在のコインです。仮想通貨としては初めて、シカゴ先物市場での上場も果たしており、今後の値上がりがますます期待されています。
ビットコインキャッシュ
ビットコインのハードフォーク(分岐)により生まれた仮想通貨です。ビットコインが注目されるにつれて、取引におけるデータの容量も大きくなり、そのままではビットコインの処理能力を超えてしまうのではという問題が発生しました。この時、その解決方法を巡って内部分裂が起き、ブロックサイズの拡張を主張したグループがビットコインから分裂してできたのが、ビットコインキャッシュです。
ビットコインキャッシュは、送金手数料がビットコインより安いということや、ブロックサイズを大きくできるという柔軟性により、ビットコインよりもより多くの情報を処理できるなど、性能はビットコインよりも勝っていると言われています。
2018年度より営業を開始するSBIが、ビットコインキャッシュを今後サポートしていくということを、公の声明で発表していますし、マイニングをしている企業である「Viabtc」が、イギリスで新しく設立する仮想通貨の取引所「Oinex」において、ビットコインではなく、このビットコインキャッシュのみを基軸通貨とすることを発表しています。
支払い手数料の安さや、送金スピードの速さ、また実際にビットコインキャッシュで支払いできる店舗が増えているなど、キャッシュには将来性を感じる点が多くあります。
一部では、ビットコインの価格が高騰するにしたがって、送金詰まりが起こったりするので、ビットコインの「限界説」もささやかれています。ビットコインキャッシュは、ビットコインのこれらの問題をクリアしていることから、第二のビットコインとして注目が集まることも期待されており、これからの成長が楽しみな仮想通貨です。
イーサリアム
イーサリアムは、仮想通貨の時価総額が2位の通貨であり、また、ビットコインにはない特徴が備わっていることから、ビットコインの次に注目されている、存在感がある仮想通貨となっています。
イーサリアムは、スマートコントラクトという技術を利用しており、取引では欠かせない「契約」を自動で実行し、その内容を保存していくことができるという機能があります。
例えば、不動産の取引では、非常に複雑な契約となりますし、交わす書面の量も多いですね。
ビットコインでは、「買った」「売った」という取引記録を管理することができるのですが、イーサリアムは、それに加えて、詳しい取引内容までブロックチェーンに記録し、半永久的に保存することが可能です。銀行や不動産業者など、中央の機関を通さずに契約することができるということで、今後社会に役立っていくのではと期待されています。
実際、イーサリアム建ての社債が発行されるということで、今後イーサリアムを利用した金融商品が誕生することが期待されており、将来が楽しみな仮想通貨の一つです。
イーサリアムクラシック
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分岐した仮想通貨です。イーサリアムは「ETH」、イーサリアムクラシックは「ETC」と表記されます。
2016年7月に誕生した仮想通貨で、最初は知名度が低かったのですが、日本の仮想通貨の取引所が取り扱うようになり、価格も上がってきています。
誕生のきっかけなのですが、2016年の6月に、イーサリアムがハッキングされるという事件が起こり、約52億円相当のイーサリアムが、不正に送金されてしまいました。今後、このようなことを防止する対策として、イーサリアムのルールの改定を強制的に行ったのですが、それに反発した内部の技術者の一部が、イーサリアムから分岐する形で「イーサリアムクラシック」を誕生させました。
最初は投資家の支持を得られず、そのまま消えていってしまうのかと不安視されていたのですが、大手の取引所が取り扱いを開始したことにより、一気に認知度が高まり、時価総額も約12位前後となっています。
ライトコイン
ライトコインは、2番目に誕生した仮想通貨で、ビットコインを金とすると、ライトコインは銀に例えられます。発行総数はビットコインの約4倍、承認時間は約2.5分ということで、ビットコインよりも4倍速く送金を行うことが可能です。
ライトコインとビットコインの大きな違いは、マイニングと呼ばれる作業です。ビットコインは、高スペックのパソコン、多量の電気が必要で、企業規模でマイニングを行うことしかできないのですが、ライトコインは、個人のパソコンでもマイニングすることが可能となっています。
ビットコインのマイニングで消費する電力は、中小国家の1年分の電気消費量を軽く超えるほどで、近々環境問題になることが予想されています。
しかし、ライトコインは、そのような大規模のマイニングがいらず、消費電力も抑えられていますので、ビットコインでの問題点をクリアしていることになります。
また、単価の面でも、ビットコインは高騰していますが、それに比べてライトコインは安価で購入可能です。今後、仮想通貨市場に、新しい人達が流入してきた場合、手ごろな値段のコインに買いが集まることが予想されますので、そういった面でも、ライトコインは将来性があり、期待できるコインと言えるでしょう。
モナコイン
モナコインは、インターネット掲示板の「2ちゃんねる」から生まれたキャラクターをモチーフとして生まれた仮想通貨です。モナコインを支援する活発なコミュニティがあり、損得だけではなく、「モナコインを応援したい」という層がいるということが、他の仮想通貨とは違う、魅力的な点です。
ビットフライヤーで取り扱いが始まったのは2017年10月からでしたが、そこから右肩上がりに上昇しています。最初は1円以下だったモナコインですが、上場後は700円以上に高騰し、2017年12月には3000円に迫っています。最初のホルダーは、きっと莫大な利益が出ているでしょう。
このことでもわかるように、取引所で取り扱いが開始された銘柄というのは、ある意味認められた通貨ということになり、認知度も上昇し、多くの人の買いが集まる傾向にあります。
次にビットフライヤーがどのような仮想通貨を扱うのか、ということも注目していきたいですね。
ビットフライヤー(bitflyer)の取引所と販売所の違い
ビットフライヤー(bitflyer)では、取引所と販売所があり、使い分けをすることができます。
取引所
取引所は、個人間で仮想通貨を売買する場所となります。ビットフライヤーは、その場を提供しているという形となります。販売所よりもコストがかからずに売買できるので、こちらで取引することをおすすめします。
ビットコインキャッシュ、イーサリアムも取り扱いがあるのですが、ビットコイン建てのみとなっています。まず、ビットコインを購入し、それを使って取引所でビットコインキャッシュ、もしくはイーサリアムを購入するという形になります。
販売所
ビットフライヤーから仮想通貨を購入する形となります。ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、モナコインが販売所で売買可能です。
ビットコインやビットコインキャッシュ、イーサリアムは取引所での取り扱いもあります。販売所では、かなり手数料が上乗せされていますが、取引所でも、アルトコインの売買には手数料が定められていますので、どちらを利用するのかということを、よく考えて決めるようにしましょう。
逆に、イーサリアムクラシックとライトコイン、イーサリアムは、販売所で買うしか方法がないということになります。
販売所は、個人間ではなく、取引所から購入する形となるので、スプレッド(実質手数料)が設定されています。例えば、ある日のビットコインですが、「購入価格 1,931,120」「売却価格 1,781,838」となっており、約15万円の開きがあり、これが実質の手数料です。
ビットコインを購入し、すぐに売却した場合、それだけで約15万円の損失がでてしまうこととなります。ビットコインの売買は、販売所ではなく、迷わず取引所で売買することをおすすめします。
ビットフライヤー(bitflyer)の現物取引の手数料まとめ
ビットフライヤーの手数料は、以下のようになっています。
ビットコイン売買手数料
・ビットコイン簡単販売所 0.1%前後
・ビットフライヤーライトニング 現物 0.1%前後
・ビットコイン販売所 無料
・ライトニングFX、Futures 無料
アルトコイン売買手数料
・ビットフライヤーライトニング
ビットコイン建てイーサリアム・・・0.20%
ビットコイン建てビットコインキャッシュ)0.20%
・販売所
イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインすべて無料
ただし、スプレッドが設定されていますので、実質手数料は取られている形となります。
ビットコイン送付手数料
ビットコインを他の取引所やハードウォレットなどに送付する手数料は、一律0.0004BTCとなっています。
ビットフライヤーのビットコインFXのやり方
ビットフライヤーでは、レバレッジをかけて取引を行う「ビットコインFX」も行うことができます。
証拠金を入れると、その資金の1倍、2倍、3倍、5倍、10倍、15倍の価格分のビットコインを売り買いできるということになります。
ただし、証拠金率が80%以下になると、追証が発生し、追加で資金の差し入れが必要となります。証拠金維持率が50%以下になると、強制ロスカットといい、強制的に反対売買が行われ、損益が確定されます。
ビットコインFXの追証と、計算の仕方
ビットコインFXのサービスを展開している取引所によっては、追証があるところ、ないところがありますし、強制ロスカットされる維持率の設定も違います。
ここでは、ビットコインFXのサービスを行っている、ビットフライヤ―ライトニングについて、見ていきましょう。
ビットフライヤーのビットコインFXの追証は維持率80%以下
ビットフライヤーでビットコインFXを行う場合、証拠金の維持率を80%以上にしておかなければなりません。
証拠金の維持率を実際に計算してみましょう。
計算式は、
証拠金維持率(%)=有効な証拠金額(資産合計+評価損益金)÷取引証拠金×100
となっています。
例えば、レバレッジ15倍で、20万円を証拠金として、ビットコインのロングポジション(買って、値上がりを期待するやり方)を90万円分とった場合のことを考えてみます。
レバレッジが15倍なので、90万円÷15=6となり、証拠金は6万円必要となります。
しかし、ロングで持った90万円のビットコインが値下がりしてしまい、80万円になったとします。
すると、実質証拠金の額は、「資産合計+評価損益金」となるので、20万円―10万円=10万円となります。
これを、上記の式に当てはめると、
証拠金維持率=10万円÷6万円×100=166.66・・・となり、約166%の維持率となります。
90万円で買ったビットコインが75万円になってしまうと、含み損が15万円となるので、実質証拠金の額は、20万円―15万円=5万円となります。
これを当てはめて、
証拠金維持率=5万円÷6万円×100=83.333となり、追証になってしまうギリギリのラインとなります。
実際取引をしていると、画面に逐一証拠金率が表示されますので、それを見ながら取引をすることが可能です。
しかし、自分が入れた証拠金の場合、例えば、どれくらい含み損が出ると追証になるのかということを、1ビットコインの場合、2ビットコインの場合・・・などと、パターン別に考え、まずはイメージしてからFXを始めることをおすすめします。
なぜならば、ビットコインは非常にボラティリティが高く、1日で数十万円上下することもあり、FXを行うには、リスクが非常に高くなっているからです。
特に、最近はビットコインの値上がりが大きく、1ビットコインの価格も200万円前後となっています。
そして、ビットコインの価格が大きくなるに従い、値幅の上下も大きくなっています。ビットフライヤーでは、投資家を守るために「サーキットブレーカー」というものがありますが、これが発動されるのは、50万円幅です。暴落時など、50万円を超える下落はないという意味ですから、裏を返すと、一瞬の暴落であっても30万円、40万円はありえるということです。
今までも、ビットコインFXは「ハイリスク、ハイリターン」で知られてきましたが、ビットコインの値上がりに従って、価格の上下も激しくなっていること、そして、先物の上場により、機関投資家も参加するようになり、ますます個人投資家には不利になっていることなどをよく考え、ビットコインFXを行うようにしましょう。
【まとめ】ビットフライヤー(bitflyer)の特徴を初心者にもわかりやすく徹底解説!
ビットフライヤーは、日本を代表する仮想通貨の取引所であり、「仮想通貨を買ってみたいな」という人は、必ず口座開設をしておきたい取引所となっています。
ビットコインFXでも世界有数であり、本格的にビットコインFXをしている人は、ほぼビットフライヤーを利用しているといっても過言ではありません。
このように、ビットフライヤーで口座を開設しておくと、仮想通貨を買うことも、ビットコインFXをすることもできるので、今後の投資の選択肢も多くなっています。
仮想通貨は、株式よりも価格の上下が大きく、リターンが大きい分、リスクが大きいとされています。取引所だけは、安心感があるところを利用したいものです。
取引所によって、購入できる仮想通貨の種類が違いますので、ビットフライヤーをはじめとして、いくつかの取引所の口座を同時に作っておくこともおすすめですよ。