ブロックチェーンって何?ー初心者にわかりやすく解説!

 

皆さん、突然ですが【ブロックチェーン】って何か知っていますか?チェーン(鎖)の一種かと思った人、挙手!(笑)。ブロックチェーンという言葉を検索したところ、仮想通貨とどうやら関係しているものらしく・・

私のように、ブロックチェーンって何?というか、仮想通貨とどうして関係があるの?と疑問に思っている人のために、今回この記事で《ブロックチェーン》について詳しく解説していきます!

ブロックチェーンについて知りたい人は是非最後まで読んで頂き、「ブロックチェーンって何か知ってる?」と聞かれた際は、自信をもって答えて頂けたらと思います。それでは早速見ていきます!

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ブロックチェーンって何?

ブロックチェーンって何?

 

一言でいうと、《仮想通貨のために開発された技術》なんです。このブロックチェーンは、仮想通貨を支える大事な技術のようです。仮想通貨との関係がここで既に分かりましたね。鎖の一種なのか?と一瞬でも思った自分を恥じたいですが(汗)、気を取り直して見ていきます。

 

ブロックチェーンの起源

このブロックチェーンという技術は、実は2009年に開発されました。ビットコインとやらの仮想通貨の言葉が出てきたのが最近なのに、技術自体はもう8年前に開発されていたとはビックリですね。どうやら、サトシ・ナカモトと名乗る人物が開発した模様。うーん。仮想通貨のための技術なのは良く分かるけど、まだまだ謎めいていますね。仕組みを見てみましょう。

 

ブロックチェーンの仕組みとは?

このブロックチェーンの仕組みは、その名の通り「ブロック単位で保存された情報を鎖状に繋げる」仕組みです。鎖状につなげて保存することによって、中枢のコンピューターは不要・そして改ざんやハッキングまでも出来なくなり、情報が危険にさらされることなく守られます。

 

ブロックチェーンはいいことづくめ!

情報が危険にさらされることがないのもそうですが、この技術が開発されたことにより“個人同士の取引”が可能になったため、第三の仲介業者が要らなくなりました。第三の仲介業者が間に入ることで手数料も割高だったのですが、個人同士のやり取りに変わったことで手数料も安くなり皆が利用しやすくなったのです。
※今現在では、仮想通貨を取引する人が増えて(情報と呼ばれるブロック部分が大きくなって)、手数料も上がっているようです。

 

ブロックチェーンは何のために開発?

仮想通貨は、日本円やドルなど手元に置いて使う現金ではありません。全てインターネット上で管理されるバーチャルな通貨→それが仮想通貨ですよね。ネット上で管理するわけですから、ハッキングや改ざんされた時点で終わりです。そういったことがないように、サトシ・ナカモトと名乗る人物はこのブロックチェーンという仮想通貨を守る技術を開発したのです。

 

ブロックチェーンは仮想通貨にだけ使用されているわけじゃない!

元々は、仮想通貨を守るために開発された技術です。しかし、ハッキングや改ざんまでもが困難なこの技術が高く評価されて実際の銀行でも取り入れて使っている国もあるようです。すごいですね!開発者のナカモト氏も驚いているのではないでしょうか‥(こんなすごい物を開発しているので、本人は想定内かもしれませんが)

 

ブロックチェーンの仕組みや技術をもう少し分かりやすく!

ブロックチェーンの仕組みや技術をもう少し分かりやすく!

 

仮想通貨を含むインターネット上の情報を守ってくれる技術だということは良く理解できたかと思います。上記で説明した仕組みの項目で、“ブロック単位で保存された情報を鎖状に繋げる”と言いましたが、この点をもう少しかみ砕いて分かりやすく解説したいと思います。

 

ブロックチェーンは1台のパソコンが壊れても大丈夫!

例えば、A・B・C・D・Eの5人のメンバーが一台ずつパソコンを持ち、同じデータを共有しているとします。しかし、何らかの不具合でAさんのパソコンだけがエラー→壊れてしまったとしましょう。しかし、データは無くなることはありません!それはなぜか?Aさん以外の4人はデータを持っているから。

一人のデータが壊れたとしても、残りの人たちで保持していれば壊れても全く問題なくデータが守られることが分かります。鎖状に繋げる、というのは一つのデータを一つの場所に保管せずに分散させることを指しているのです

 

ブロックチェーンは古いデータも共有できるよ!

先ほど、一つの場所に保管せず分散させると申し上げましたが、これにより「データ(取引)履歴は、ブロックチェーンのネットワーク内であれば誰でも見ることが出来ます」。世界中のスマートフォンやパソコンで情報を共有しているわけです。また、古いデータも残ったままなので、過去の取引履歴なども簡単に見ることが出来ます。

このブロックチェーン独特の仕組みは、別名【分散型台帳】とも呼ばれています。こっちの方が分かりやすい!と思ったのは日本人ならではかもしれません(笑)。

 

ブロックチェーンのメリットとデメリットは?

ブロックチェーンのメリットとデメリットは?

 

メリット

ブロックチェーンのメリットはやはり、改ざんしにくい点でしょう。つまり、不正されにくいということです。情報が一つの場所だけでなく分散されて色々な場所に保管されていることにより、悪事が働かれにくくなります。そしてその分、個人取引が出来るようになりました。仕組みで解説しましたが、これは大きなメリットです。

また、ブロックチェーンのネットワーク内の人全員で共有=監視していることになるので、自分一人だけで確認するという大変さもありません。

 

デメリット

デメリットとしては、ブロックが大きくなればなるほど(情報量が増えるほど)、ストレージを圧迫してしまうという点です。今現在の取引だけでなく、今までの取引履歴を残す仕組みのためにどうしても空き容量が少なくなってしまうのです。また、ブロックチェーンのネットワーク内の参加者が全員で進めるために、処理速度が遅くなりがちで(平均10分とのデータあり)、サクサク進めたい人にはストレスになるかもしれません。

 

ブロックチェーン×マイニングの関係とは?

ブロックチェーン×マイニングの関係とは?

 

先ほど、ブロックチェーンとは何か見ていきました。初心者の方に分かりやすくと説明するというのが基本だったので、上記では記載していなかったのですが、ブロックチェーンを語るのに「マイニング」という言葉は外すことが出来ません。

ここでは、ブロックチェーン×マイニングの関係について説明していきます。カタカナばかりでややこしいですが、こちらでもなるべく分かりやすく書きますので、最後まで読んで知識を増やして頂ければと思います!

前置きはこの辺にしまして。早速本題に参ります。まずは、ブロックチェーンのおさらいから行きましょう。

 

ブロックチェーンについてのおさらい!

マイニングとは何か?を見ていく前に、ブロックチェーンについてもう一度おさらいしておきましょう。ブロックチェーンは「分散型台帳」とも呼ばれ、情報を一つの場所ではなくブロックチェーン内のネットワーク全てで分散して管理しているので、不正や改ざんされる可能性が極めて低いということを学びました。また、このブロックチェーンはビットコインの取引履歴そのものでもあります。

ブロックチェーンは仮想通貨のために開発されたものですが、このセキュリティの高さから実際の銀行でも導入されていたり、このブロックチェーン自体を何かに応用できないか?と色々な企業が検証しています。

取引履歴そのものである点、また一つの場所ではなく分散して管理=この分散して管理すること‥この2つにおいて、今から解説する「マイニング」というものが非常にキーポイントとなります。なぜか?このマイニングこそが、ブロックチェーンの“支え”だからです!

ブロックチェーンの柱とも言える「マイニング」、下記で確認していきましょう!

 

マイニング(採掘)について知ろう!

マイニングとは、ブロックチェーン上での取引が正しいものであるかを判断するための検証作業を手伝うことで、その報酬として受け取ることが出来るシステムのことを意味します。

ブロックチェーン=ビットコインの取引履歴そのものだと言いましたが、この取引履歴をブロックチェーンのまたの名:分散型台帳の「台帳」に置き換えてみて下さい。台帳に世界中のビットコイン取引履歴を記録する‥想像を絶する作業でしょう。

しかし、マイニングという報酬を受け取るシステムがあれば‥台帳に記録した見返りとしてマイニングという報酬があるならば‥仕事と同じで「報酬が出るならやるよ!」という人が必ず出てきますよね。

そういった人たちが、取引が正しいものであるかの検証をおこなってくれていることで成り立っているのです。まさにブロックチェーンの支えであり“柱である”というのが、ここで理解して頂けるかと思います。

 

マイニングで貰える報酬は何!?

ブロックチェーン上の取引が正しいかどうかを検証したから報酬を受け取る‥このシステムをマイニングというわけですが、どういうものを報酬として受け取るのでしょうか。それは【新規発行されたビットコイン】です。

もし、新規発行されたビットコインがなくなったとしても、ユーザーが取引所に取引手数料として支払っているコインが報酬として充てられます。

 

マイニングを日本語で訳すと「掘る(採掘)」だけど・・

ちなみにですが、マイニング。日本語に訳すと何という意味か分かりますか?マイニングといえば掘る(採掘)をイメージする方が多いと思います。しかし、ここでいうブロックチェーン×マイニングの関係のマイニングの正式名称は【Proof of work】つまり先ほど説明してきた通り、“取引の検証作業”そのものを意味しています。「掘る」とは少し意味合いが違ってくるのです。

 

マイニングを受け取る人とは?検証(承認)作業はどんなもの?

マイニングを受け取る人とは?検証(承認)作業はどんなもの?

 

マイニングは全ての作業者が受け取ることが出来るのか?また、作業はどのようなものなのかを見ていきます。報酬とは一言でいうものの、すごく厳しい世界です。その理由は以下をお読み下さい!

 

マイニングは全員がもらえるわけではない!

取引の検証作業さえ完了すれば、全員がマイニング報酬をもらえるのかといばそうではありません。ビットコインの取引情報(ブロック)は、10分間に1つ作られます。この1つに対して世界中の取引者(マイナー)たちが報酬を得るために承認・検証しようとします。

しかし、報酬を受け取ることが出来るのは《一番早く承認を終えた人のみ》です。10分ごとに熾烈な承認レースが行われているというわけです。厳しい世界ですねー。

 

作業は難解な問題!

検証し正しいのを承認するだけでしょ?簡単簡単!と思っていたら、痛い目に遭うのがこの作業。まぁそんな安易に思う人は居ないでしょうけども(笑)。先ほど、一番早く承認を終えた人のみが報酬を得れると言いましたが、承認を終えるというよりも難解な問題を解いたという言葉の方が適切かもしれません。

10分に1つ作られるブロック、これは作業者が1回ボタンを押せばランダムに文字が表示されるようなプログラムが仕組まれています。正しいブロックには正しい文字列というのが存在し、作業者はこのランダムに配置された文字列から正しい文字列が何かを考えて当てていくのです。しかも、この文字列を当てていくには非常にハイスペックな専用のパソコンが数台必要になります。

でも解くチャンスは一度キリではなく、何億回何兆回と試してもOK!でも、報酬がもらえるのは一番早くに解いた人のみ。うーん。なんともシビアな世界ですね。何か早押しゲームのような感じです。

 

ブロックチェーンとマイニングの関係のまとめ

ブロックチェーンとマイニングの関係性が理解できましたね!マイニングという見返りを求めて、世界中の人がブロックの承認検証作業にトライしています。まさに今この記事を読んでいる時でも。

マイニング=報酬と一言で片づけられないくらい、改めて考えると本当にすごいシステムだなと感じます。仮想通貨を始めていくにあたり、ブロックチェーン×マイニングは良く出てくる言葉なので、覚えておいて損はないです!この記事を保存し、大いに役立ててもらえたら嬉しいです。今日はこの辺で!

 

ブロックチェーンでお勧めの本がある!

ブロックチェーンでお勧めの本がある!

この記事はあくまで初心者向けであり、難しい言葉などは使わずに解説した記事です。もう少し詳しく専門的に知りたい!という人は、以下にお勧めする本をどうぞ!

いまさら~の方は、この一冊で仮想通貨とブロックチェーンが一通り理解できるかと思います。ブロックチェーンの衝撃は内容や書かれている言葉が専門的なので、上級者向けですね。どちらもAmazonで売っています。

 

【まとめ】ブロックチェーンって何?ー初心者にわかりやすく解説!

仮想通貨取引だけでなく、実際の銀行でも取り入れられているというブラックチェーン。いかがでしたか?皆が監視できるから不正されにくい、ということが良く分かりましたね。参考になれば幸いです!