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(初心者用)株式投資の信用取引についてわかりやすく解説!

《初心者用》株式投資の信用取引について理解しよう!

 

こんにちは!当サイトにお越し下さり、ありがとうございます。このサイトに来て下さったということは、投資に少しでも興味のある方ですね。
昔は「投資」と聞くと敬遠されがちでしたが、今では学生・そして主婦までもが投資をしインスタグラムにも投稿していたりと、難しいイメージから大きく変わりつつあります。

今回は投資の中の一つ《株式投資の信用取引》について、初心者の方のために分かりやすく丁寧に紹介していこうと思います!ダラダラとは説明せず、以下のタイトルで知っておくべきポイントを簡潔に解説します。

  • まず基本から!信用取引の仕組みから知ろう
  • 信用取引でよく聞く「空売り」って何だ?
  • 手数料より大事!?「金利」をしっかりチェック!
  • 信用取引は危険?―実態に迫る
  • 「追い証」について見ていこう

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時間がない人は知りたい部分だけ・時間がある人はゆっくり最初から読んでもらえたらと思います。温かい飲み物でも飲みつつ、気負わずに軽い気持ちでお読み下さいね! それでは、信用取引についての学びスタートです。

 

株式投資の信用取引の仕組みから知ろう

株式投資の信用取引の仕組みから知ろう

 

信用取引というのは、投資の一種ですが《株式投資》を行う上で非常に良く耳にする言葉です。1章では基本中の基本である、信用取引の仕組みについて見ていきましょう。

 

手元に現物株がなくても取引可能

信用取引は、手元に現物(株)がなくても取引できることを指します。現物がないのにどうやって取引するのか。株式投資を行うには必ず証券会社で口座を開設し、証券会社を経由します。信用取引は、この証券会社から株券や資金を借りることで取引できる仕組みのことなのです。

「証券会社から株券や資金を借りれるの?!」とビックリされた方も居るかもしれませんね。しかし、株券や資金を借りるには当然、“担保”が必要です。信用取引をおこなっている人は自身が持つ現金や株券を担保にしています。

 

キーワードは「3.3倍」

先ほど、信用取引を行うには自身が持つ現金や株券を担保にすると申し上げました。担保として預け、信用取引はいくらまで取引可能だと思いますか?
この持っている現金や株券には評価額というものがあり、約3.3倍までの取引が出来ると言われています。もし100万円ほど取引したいとしましょう。3.3倍までもの取引が可能ならば逆算し、約30万円ほどの資金で取引が出来るということになります。もちろん、3.3倍はあくまで最大倍率なのでここまで取引する義務はありません。

 

現物取引の逆と覚えよう

信用取引は、手元に現物が無くても取引が出来ました。これは、現物取引の逆であると考えたら非常に分かりやすいと思います。現物取引はその名の通り、手元の現物(株式)を売ったり買ったりすることで行う取引です。つまり、現物がなければ売買することは出来ません。100万円の取引をするのに、信用取引では約30万円の資金があればOKでした。しかし現物取引では100万円がないと購入出来ません。この差は大きいですね。

 

信用取引でよく聞く「空売り」って何だ?

信用取引でよく聞く「空売り」って何だ?

 

信用取引‥名前は難しい感じですが、担保を預けることで手元に現物がなくても取引できるということを学びました。この2章では、信用取引をするにあたり非常に良く耳にする“空売り”について学んでいきましょう。手元に現物がなくても取引できる、この言葉でピンと来る方は非常にセンスがありますね!

 

売りから始めれる!

この空売りは、信用取引を行うには非常に特徴的な方法と言われています。証券会社から株式や資金を借りると前章で言いましたが、この借りた株式や資金を【先に売って】から後で買い戻す‥ことで、差額を利益として得ようとする方法のことです。

現物取引でもそうですが、利益を上げるには<買ってから売る>が基本です。安く買って(仕入れて)高く売るということですね。商売の基本でもあります。しかし信用取引では、証券会社から株式や資金などを借りてから取引をするため、「持っていない(空の)状態」でも「売ることが出来る」=これが空売りです。

 

空売りの仕組み・・・より分かりやすく例を挙げて解説!

先に売って買い戻す‥のが空売りでしたね。もう少し分かりやすく、投資家のAさんが◎という銘柄を空売りしたいと考えていたとします。具体的な例を見てみましょう。※◎という銘柄の会社の株価は100円だとします。(分かりやすく少額にしています)

  1. Aさんが証券会社から銘柄◎を10株借りる
  2. 証券会社を通じて、1.で借りた銘柄◎を10株(10株×100円=1,000円)で売る
  3. ◎の株価が80円まで下がる
  4. Aさんは、証券会社を通じて10株分(10株×80円=800円)買い戻す(買う)
  5. 証券会社から借りていた10株を返す
  6. Aさんの手元には、売った1,000円―買い戻した800円=差額200円が利益として残る

これが空売りの仕組みです。この例ならイメージしやすいのではないでしょうか。

 

手数料より大事!?「金利」をしっかりチェック!

手数料より大事!?「金利」をしっかりチェック!

 

投資には必ず「手数料」がかかってきます。証券会社を通じて行うわけですから、当然ですね。特に、現物取引の場合はこの手数料が重視されます。しかし、信用取引を行う時は「金利」これを外すことはできません。信用取引での金利は、手数料よりも大事と言われているのですよ。3章ではこの金利について学んでいきましょう。

 

信用取引には必要なコスト!

何度も言いますが、信用取引は証券会社から現物を借りて取引します。担保を預けることで手元になくても空売り出来ましたよね。借りるには、担保を預けるだけではダメなんです。借りている分の金利を証券会社に支払わなければなりません。確かに、証券会社も利益を出さないといけませんから貸す以上それ相応のものを求めますよね。そう考えると必要コストとして理解できるかと思います。

 

「買方金利(信用金利)」という

このように、投資家が証券会社から株式や資金などを借り⇒その借りているものに対して支払う金利のことを《買方金利》もしくは、信用金利といいます。

 

金利はどうやって計算される?

金利と聞くと高いイメージがありますよね。買方金利はどのように計算されると思いますか?実はこの金利、証券会社から借りたものを持っている間は毎日かかってきます。日割り計算されて1日に支払う金利の額が決まります。

証券会社から10万円借りて、金利が2%だったとしましょう。100,000円×2%÷365日=5.47‥この金額が1日に支払う金利分です。意外と安いと思うかもしれませんが、これはあくまで例です。何百万円分と借りたらその分金利も比例してアップすることを忘れてはなりません。

 

信用取引は危険?―初心者は無理をしない!

信用取引は危険?―初心者は無理をしない!

 

だいぶ信用取引について詳しくなってきましたか?4章では信用取引の危険性について見ていきます。信用取引に限りませんが、投資をする以上は危険(リスク)もしっかりと知っておかなければならないからです。信用取引は、初めて行う投資には不向き…なんて言われたりもしていますが、無理をしない範囲でやれば決してそんなことはありません。

 

ハイリスクなのを忘れるな!

信用取引は、手元に物がなくても取引できましたね。ここで1-2.で説明した3.3倍というキーワードを思い出して下さい。手元に資金が約30万円ほどしかないけど100万円の投資をしたい‥そういう場合でも、100万円全額は必要ありません。これは確かに便利ですし、大きなリターンを求めている人には魅力的でしょう。

ですが、利益が出るのは2-2.でみた例のように値下がりした場合です。もし大幅に値段が急騰した場合‥とんでもない損失が出ます。差額分がそのまま損失となるわけですから、値上がり幅が多ければ多いほど損失も増えるというわけです。

 

期日以内に返す必要がある

信用取引をするのに、借りた株券や資金は一定の期間以内に返さなければなりません。その期間は何と6ヵ月以内!借りたものは返す、当然のことですね。先ほど話したように利益が出れば良いですが、もし損失が出ても期日内に借りたものは返す。しっかりと覚えておきましょう。

 

危険性のまとめ

危険性=デメリットと思われる部分を解説していきましたが、これは何も信用取引自体が危険性といっているわけではありません。全て、自分がどう管理していくか?なのです。資金は無くなっても良い資金でおこない、決して生活費や貯蓄から出さないようにするなど当たり前のことが出来なければ、リスクは当然付きまとうからです。言い換えるとリスク管理が出来ない人は、やるべきではないと言えます。

 

「追い証」について見ていこう

「追い証」について見ていこう

 

最後になりましたが、もう一つ覚えておくべき言葉があるので紹介しておきます。それが「追い証(おいしょう)」です。追証とは、預けた担保が一定の率を下回った場合に「追加で」支払う「保証金」のことです。略して追証と言います。

担保が一定の率を下回った時に払うものですから、現物取引ではないお金です。いわば、信用取引独自のシステムということですね。率は証券会社によって異なりますが、有名なSMBC日興証券の場合は、担保が一定の25%を下回った場合に翌々営業日までに30%に回復するまでの追証を入金する必要があります。

 

追証金を発生させにくくも出来る!

1-2.で3.3倍まで取引できるといいました。追証金を発生させにくくするためには、この倍率までかけるのではなく低い倍率でかけるのが良いでしょう。また、余裕がある人は多めに保証金を入れておくのも良いですね。要は、最大倍率までというギリギリの取引はしない、というのがポイントになります。

 

【まとめ】《初心者用》株式投資の信用取引について理解しよう!

株式投資の中の信用取引についてみていきましたが、どうでしたか。

初心者向けの投資とは言えないかもしれませんが、低い倍率で無理のない範囲でおこなえば特に問題はないでしょう。手元に物がない状態で始めるという特性がありますから、きちんとリスク管理が出来る人は是非これを機に始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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