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初心者必見!先物取引の始め方をわかりやすく解説

《初心者必見》先物取引の始め方をわかりやすく解説!

こんにちは!皆さんは投資に興味があるでしょうか?株式や仮想通貨など様々な取引があります。そして今では学生や主婦までもが投資に興味を持ち、インスタグラムでも良くアップされていますね!

今回はその中でも「先物取引」に着目し、初心者の方でも分かりやすいように丁寧に解説していこうと思います!先物‥なんて読むか分かりますか?(さきもの)です。私は恥ずかしながら、最初なんて読むか分かりませんでした(笑)。何だか名前だけで難しく思いますし、敬遠しがちになりますよね。しかし今では、先物取引は少額でも始めやすく証券会社も手厚くサポートしてくれたりと、初心者でも始めやすい環境が整ってきつつあるんです。

先物取引とはいったいどういう取引なのか?実例を交えて、またどんなメリットがあるのか等も詳しく紹介していきます。この記事を読んで、「先物取引ってこういうものだったんだ!」・「先物取引を始めてみようかな」と思っていただけたら嬉しいです!一緒に学んでいきましょう。それでは早速、(商品)先物取引についての学びスタートです!

 

先物取引について知ろう!

先物取引について知ろう!

 

この記事のタイトルは、(商品)先物取引となっていますが、まずは<先物取引>とは何なのかを知りましょう。

 

先物取引って何だろう

先物取引とは➡(現在の)商品の価格を見て将来、いくらで売買するかを約束し取引することを意味します。もう少し分かりやすく、会話形式で見てみます。

ある商品が3か月後に値上がりすると考えていたAさん・逆に3か月後は値下がりすると考えていたBさんの二人が登場人物です。
Aさん「3か月後に¥10,000で買うね」
Bさん「分かった、じゃあ3か月後に¥10,000で売るね」

このように約束し取引しあうのが、先物取引です。要は、“先の物(もの)”に対して取引するので、先物取引と呼ばれているのです。通常では、私たちがレジで商品を購入してその場で受け取りますよね。これは先物取引に対し「現物取引」と言います。反対に、〇か月後や〇日後など、後に会計をして商品(現物)を受け取るというのが、先物取引の特徴です。つまりは、値段が上がりそうだな―と思うものを予想して先に買っておく‥と言えば、イメージが付きやすいでしょうか。

 

先物取引には二種類ある!

先物取引には、大きく分けて

  • 商品先物取引
  • 金融先物取引

この二種類あります。

商品先物取引は、金・石油(原油)など実在するものを取引・金融先物取引は、金利・株価の指数など実在しておらず目に見えない物を取引することを指します。一般的に先物取引というと「商品先物取引」を指しますが、実在しないものの取引もあるんだという感じで頭に入れておいたら良いと思います。

ちなみにですが、商品先物取引は実在しているものの取引なので、金や石油だけでなくもっと身近な“とうもろこし”や“大豆”といった食品も取引されています。面白いですねー。

 

商品先物取引と金融先物取引の仕組みって違うの?

この二つの仕組みは「同じ」と考えていいです。取引するものが実在するかしないかだけなので、名前が違うからといって仕組みが違うということはありません。混乱しなくて良いですね。

 

実際に先物取引の事例を見ていこう

実際に先物取引の事例を見ていこう

 

先ほどの会話を例にして、商品が値上がりした場合と値下がりした場合のAさんとBさんの懐がどうなるかを確認してみましょう。

この二人は、今現在1リットル100円のガソリンの取引をしました。¥10,000で売買しあうと言っていますから、100リットル分ですね。3か月後には1リットル120円に上がりすると予想したAさんと、1リットル80円に下がると予想したBさんです。

 

3か月後、ガソリンが値上がりした場合

もしAさんの読み通りに、3か月後ガソリンが120円まで値上がりしたとしましょう。3か月前にした約束は、¥10,000で買うということでした。

本来ならば1リットル120円だと100リットルで12,000円になります。しかし、¥10,000で買う約束をしていたので、12,000-10,000=2,000円となり、安く買うことが出来ました。この分(¥2,000)が利益になります。

反対にBさんはどうでしょう。値下がりすると予想していたわけですが値上がりした‥¥10,000で売るはずが、120円になってしまいました。よって仕入れ値が120円×100リットル分=¥12,000となったため、10,000-12,000=-2,000円損をしてしまったことになります。

 

3か月後、ガソリンが値下がりした場合

今度はBさんの読み通りに、ガソリンが1リットル80円まで下がったとしましょう。この時の値段は80円ですから100リットル分で8,000円になります。

Aさんは80円に下がったので他のお店で80円で買いたいと思っても、既にBさんと¥10,000で買うと約束しているためにBさんから買う必要がありますね。8,000円で買えるのに、約束した¥10,000で買わなければならない為、8,000-10,000=-2,000円となり、Aさんは2,000円損をしてしまいました。

ではBさんはどうでしょう。予想通り値下がりしましたね。仕入れ値は80円×100リットル分で8,000円でした。ですが、¥10,000で売る約束をしてAさんに¥10,000で売ったので、10,000―8,000=2,000円の儲け=利益が出ました。

 

値段が3か月後もそのままだった場合

値段が上がるか下がるかでAさんBさんどちらかに利益が出るわけですが、全く値段が変わらず3か月後も1リットル100円のままだったら、どうなるのか見てみましょう。この場合は、約束通りの取引(¥10,000で売買しあう)がなされるため、AさんBさんともに得も損もしません。実際こうなれば一番平和なのでしょうが‥そうはいかないのが取引です。

 

先物取引を行うメリットとは?

先物取引を行うメリットとは?

 

この2章では、先物取引を行うメリットを見ていきましょう。先物取引は難しいというイメージに反し、投資経験が初めてという人も参加しているんですよ。プロの投資家から初心者まで参加者の層が幅広いのも、先物取引にメリットがあるから故ですね。

 

先物取引に「もの(商品)」は必要なし!

上記で仕組みを見ていきましたが、“約束”をした時に商品の売買は必要ありません。<将来この商品を売る・買う>という約束をするなので、約束したその場で現物が無くても取引できるというわけ。

 

先物取引は売りからも始めることが出来る!

本来、儲けを出すには“安く買って高く売る”が基本です。株式投資でもそうですが、通常では売りから入ることは出来ません。値が上がると予想すれば、安いうちに買っておいて→実際に値が上がってから売り=利益を出しますね。

しかし先物取引は、先ほど言ったようにその場では「現物」は必要なく取引ができます。将来いくらになっていようとも、その時約束した値段で売買されます。値が下がるだろうと予想すれば、高いうちに売っておいて→実際に値が下がってから買い戻す=この差額が利益となります。このように、先物取引は売りから始めることが出来るというのが特徴であり、メリットの一つと言えるのです。

 

先物取引は少額でも大きな利益が出る可能性が!

先物取引は、少ない金額から始めることが出来ます。大きな利益を出すにあたり多額の投資をしなくても良い、ということですね。少ない額で大きな利益を出す‥投資でよく耳にする「レバレッジ(倍率)」がこの意味です。投資金が1万円でもレバレッジが10倍ならば、10万円まで取引できます。このレバレッジが先物取引にも通用します。

 

これだけは覚えておこう!-先物2大用語

これだけは覚えておこう!-先物2大用語

 

先物取引がどういう取引を指すのか、これで少しは理解できたのではないでしょうか。この章では、先物取引を行うにあたり覚えておきたい用語を2つ紹介します!

 

証拠金

まず一つ目に覚えたい用語は、《証拠金》です。前章で先物取引とは、将来いくらで売買するというのを約束する取引だということを学びました。その際に、約束の証拠としてお金を預けなければなりませんが、このお金のことを証拠金と言います。口約束だけではなく、お金を預けることで確約するという感じですね。要は「担保」です。

将来、値段が上がるか下がるかでどちらかが利益を出しますし、逆に損失を被る可能性があります。損失が出た時でも決済がきちんと行われるように、この証拠金が必要になるのです。ですので、証拠金は売り手も買い手も両方支払います。証拠金の金額は、商品によって異なります。

 

追証金

二つ目の言葉は、追証金(おいしょうきん)です。先ほど証拠金について学びましたが、この証拠金が少なくなれば不足分を(追加して)支払ってくださいと通知が来ます。この仕組みを追証と言います。追加して支払う証拠金=追加証拠金=略して、追証金です。

ざっくり言うと、足りなくなったら払うお金のことです。しかし、この説明だけではなかなかピンと来ないですよね。具体的に例を挙げて考えてみます。分かりやすく、少ない金額で見ていきますね。

○例:取引した商品の値段が1,000円・レバレッジ50倍の物(必要な証拠金は30,000円)を1つ購入○

1つなので1,000円ですが、レバレッジは50倍なので50,000円分買ったことになりますね。必要な証拠金は30,000円ですが、念のために1万円プラスして4万円分預けたとします。

Aさんは1つ1,000円のものが1,500円に値が上がると予想して買いました。1,500円になったところで売り→儲けようと思ったのです。もし読み通り1,500円になれば、500円(1,500―1,000)×レバレッジ50倍=25,000円の儲けが出ると考えました。しかし実際は予想とは反して、1つ700円まで値下がり⇒その日を終えました。

ということは、1,000円だったものが700円になる=300円の値下がりですね。レバレッジは50倍ですから、300円×レバレッジ50倍=15,000円損したことになります。
もしこのように損をした場合は、証拠金から損した金額を差し引かれます。この例だと、Aさんは必要な証拠金30,000円に対し1万円プラスの40,000円を入金したので、40,000―損した金額15,000円=25,000円が残りの証拠金ということになり、必要な証拠金30,000円には5,000円足りません。この不足している5,000円がまさに「追証」というわけ。

ここでの例は商品が値下がりした場合でしたが、追証が発生するのは値下がり時だけではありません。証拠金の金額がアップすれば、その分追証金も増えてしまいます。もし証拠金が5万円になれば40,000円の入金だと1万円たりないので=不足分1万円を追証しなければなりません。こういったケースもあり得るので頭の片隅に入れておきましょう。

 

先物取引のデメリットとは?

先物取引のデメリットとは?

 

メリット、そして覚えておきたい2大用語を説明してきました。4章では先物取引のデメリット部分を見ていきましょう。先物取引に限らず投資全般に言えることですが、きちんとデメリットも理解しておく必要があります。

 

ハイリスクの可能性

実例でも見ていきましたが、ガソリンが大幅に急騰(急激に値上がりすること)した場合、買い手のAさんは大儲け出来ますが、売り手であるBさんはその分大損してしまいます。どちらとも儲けるというのは難しいのですが、値動きによっては大損する可能性があるということはしっかりと覚えておきたいですね。

 

元本割れの可能性

先物取引だけに言えることではないですが、元本(投資した金額)が全額保証される可能性はありません。投資である以上、利益を出すのが目的ですがそうそう上手いことはいきません。損をして元本割れ(投資した金額よりも下回ってリターンされること)する可能性もあるのです。

 

先物取引を始めるには?

先物取引を始めるには?

 

だいぶ先物取引について理解が深まってきたことと思います。この章では、先物取引には何が必要なのか・どうやって始めていくのかなどを学んでいきましょう!

 

必要なもの

先物取引を始めたいけど、何が必要なんだろう?という質問もよく耳にします。始めるにはいくつか必要なものがありますので、ここでしっかりと確認し準備万端!で、始めましょう。

  • 取引に使う口座
  • 投資に使うお金

基本的には、この二つがあれば先物取引を始めることは可能です。では、取引に使う口座はどうやって用意するのか‥以下を続けてお読み下さい!

 

先物取引の口座を作ってみよう(口座開設)

取引する口座は、先物取引を扱う会社を通じて作ります。色々な会社がありますが、どの会社もインターネット環境があれば郵送などは不要で、その場で簡単に口座が開設できるようになっています。つまり、スマートフォンからでも口座は開設できるというわけ!便利ですね。

取引口座を作るのに必要なもの。それは『本人確認書類』です。これはどの会社で口座を開設するにも、必ず求められます。運転免許証やパスポート・健康保険証などの身分証明書にくわえ、マイナンバーカードの提出も必須になりました。顔写真がない通知カードでもOKとしているところがあるので、申し込む際に確認して下さい。

 

先物取引を始めるのに投資に使うお金はいくら必要?

先物取引を始めるには、当然ながらお金が必要です。でも、どのくらい(どの程度)必要なのか‥心配になりますよね。しかしここで、いくらあればOK!という明言は避けたいと思います。なぜかというと、一人一人によって投資ペースが違いますし、目的や目標が異なるからです。

しかし、ある程度基準にすべき金額というのはお伝え出来ます。先ほど説明した取引口座ですね、これを作成する際に分かると思います。会社側が最低この金額以上を入金してね、という金額を初回入金額として設定しているからです。この金額を基準・参考にすることで、どの程度の資金が必要か、というのが分かります。すぐに取引をするしないに関わらず、とりあえず入金しておくという形です。

少額から始めることが出来るのが先物取引のメリットでもありましたね。1万円から始めたいから1万円だけ入金したかったのに‥という人も、初回入金額がもし10万円ならば10万円用意しなければなりません。10万円を入金した上で、その中の1万円を取引する・・という感じです。

 

知っておいて損なし!税金はどうなる?

取引を始めて利益が出たとしましょう。一番気になるのが“税金”ですよね。当然、この利益に対し税金はかかります。利益=所得と考えるので、当然のことですね。仮想通貨で何億と儲けても半分以上を税金として納めないといけない‥というのを聞いたことがあるかと思いますが、それと全く同じです。

先物取引で得た利益は「雑所得」という所得になります。得た利益に対しての税金は、年収などに左右されず他の所得と別で計算され確定申告によって納める“申告分離課税”が適用されます。

 

【まとめ】《初心者必見》先物取引の始め方をわかりやすく解説!

先物取引の始め方ー先物取引とは?!と題し、先物取引について詳しく解説していきましたが、最初のイメージとどう変わりましたか?

将来いくらで売買するか約束する取引で、その証拠に担保として証拠金を預けるんでしたよね。これを理解しただけでも大きな成長です!一気には覚えることが出来ないので、まずこの基本的なことが分かればOK。少しずつ知っていきましょう。では今回はこの辺で。長文、お読み頂きありがとうございました!

 

 

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