FXに興味がおありの皆さんこんにちは!当サイトに来てくださってありがとうございます。
さて。皆さんはFXに対しどういうイメージをお持ちでしょうか。私もこの記事を書く前は全然知識がなく、自分には無縁のものだと思っていました。しかしいざ知ってみると、あれ?意外と簡単?なんていう気持ちに変わりました。
しかもですね。ちまたでは、学生さんや主婦の方までもがFXで稼いでいるとか‥簡単に稼げるわけではないですが、コツさえ掴めればFXは意外に身近なものに感じるかと思います。
今回は、初心者の方向けに【FXの仕組み・メリットやデメリット・FXを始めるのに必要なもの・口座開設の手順】などを分かりやすく、そして詳しく解説していきます!「FXを始めてみたいけど何だか難しそう・・」と思っている人のお役に立てれば幸いです。
それでは長文になりますが、温かいコーヒーでも飲みながらゆっくりと気楽な気持ちで読んでいって下さいね。
Contents
FXって何だろう?-そんなに難しいものじゃない!
まず、FXとは何なのか?意味や仕組みについて見ていきましょう。FXを始めたいと思っても、FXが一体何なのかを知る必要がありますし、しっかりと理解しておかなければなりません。ここでFXがどういうものかを知っておくことではじめてスムーズにFXを始めることが出来るからです。
FXの意味って?
FXという言葉だけが広まっている感じですが、この言葉の意味をご存知でしょうか。FXは【外国為替証拠金取引】という意味です。なんだか横文字より難しくなりましたね。
外国為替証拠金取引を英語にすると⇒Margin Foreign Exchange Tradingになります。
はい!もうこれでなぜFXという文字なのかが分かりましたね♪頭文字から来ていたんです。4単語あるのに、FXと呼びやすい略を考えた人すごいですよね(笑)。「そんなこともう知ってるよー」という人、今さら感満載でごめんなさい。しかし、このFXは何の略称か意外に答えられない人は多いので‥敢えて書かせてもらいました。
FXの仕組みって?
FXがどういう意味なのかが分かったところで、次は仕組みについて見ていきましょう。Wikipediaだと非常に専門的な言葉が多く、初めての人には分かりにくいので‥もう少しかみ砕いて解説していきますね。
先ほどの外国為替証拠金取引を簡単に言うと‥<外国の通貨が安くなるのか高くなるのかを予想し、売買・投資して利益を得ていく取引>のことです。これならばイメージが付きやすいのではないでしょうか。
例を挙げて見てみよう―こうやって利益を得る!
外国の通貨を売買・投資するとはどういうことなのか、さらに分かりやすく“海外旅行”を例にして見ていきますよ!
皆さん、海外旅行に行かれる際は必ず“現地の通貨”に両替しますよね。アメリカならドル・ヨーロッパならユーロ・イギリスならポンド・中国なら元というように、銀行や空港にある窓口で円から現地の通貨に換えてから出国します。
この現地の通貨に換える時に基本となるのが「為替レート」です。為替レートは常に変動するものなので、その日その日でいくらになるか違ってきます。
例えば、1ドル100円だったとしましょう。10万円なら1,000ドルになりますね。(手数料はここでは考慮していません。)この1,000ドルをまた日本円に戻す場合は、ドル→円の為替レートによって決まります。
もし1ドルが110円であれば、1,000ドルを円に換えると11万円!円からドルに換えた時より、1万円もプラスになりましたね!利益が出たということです。手数料は含めていないので、ここまでうまくいく可能性は少ないですが‥
売買で表すと、1ドル100円の時に買い→1ドル110円になったから売った=10円の儲けが出たということです。たった10円と思いますが、上の例のように1,000ドル買っていたら1万円の利益が出るわけです。だいたいイメージ出来てきたでしょうか。
FX=外国為替証拠金取引は、こういった円⇔ドルだけでなく、ドル⇔ユーロやユーロ⇔ポンドなど日本以外の異なる国同士の通貨も取引できます。利益を得るために通貨を取引をするということですね。為替レートが非常に重要になってくるのでこの動向を見ながら行います。為替レートは常に変動するのでこれを利用して、いかに利益を上げるか‥がポイントとなってきます。
ギャンブルではなく“資産運用”と考えるべし!
まとめますと、外国の通貨が安くなるか高くなるかを予想=円安になるか円高になるのかを予想し取引するのがこのFXです。こう考えると、株に比べると簡単なように思えますね。それほど専門知識もいらないですから。
FXはギャンブルではなく立派な「投資」であり資産運用と考えるべきです。この考え方が一番大切なことだと理解した上で、FXを始めてもらえたらと思います!
FXをさらに知ろう!-外せない3大キーワードとは?
FXの意味・仕組みが大分理解できつつあるでしょうか。この章では、さらにFXを詳しく知るために必要なポイントをまず3つ、3大キーワードと名付けて説明していこうと思います。この3つの言葉は、FXを始める人にとって絶対に外せない部分です。少し専門的になってきますが、なるべく分かりやすく解説しますね。頑張ってさらに知識を深めていきましょう!
レバレッジとは‥<実際持っているお金よりも多く取引できるシステム>
FXって何だろうと調べている時に100%の確率で必ず出くわす言葉だと思います。またまた横文字ですが、『テコの原理』を意味します。レバレッジは「レバー」という“テコ”を語源にして作られた言葉です。テコを使えば重たいものを動かす際にも簡単に動かせます。テコを生かすことで実際の力よりも大きい力で動かすことが出来ますよね。ここから派生してきました。
つまり、レバレッジとは実際持っているお金よりも大きな取引を行うこと、です。それにより、FXでは個人の場合は最大25倍までレバレッジをかけることが可能。1万円の資金ならば25倍=25万円までの取引が出来るということです。
ポジション‥<通貨を売買している状態>
ポジションという言葉はFX以外でもよく耳にしますね。FX内でのポジションという意味は「トレードしている状態」つまり、通貨を売買している状態のことを指します。ポジションを持つ/ポジションがある、という使い方をします。
取引には、買ってから売る・売ってから買う➡この2通りのケースがありますが、この2つでポジションの名が違ってきますので紹介しますね。
- 買ってから売る→10万円1,000ドル買う状態‥ロングポジション(買いポジション)
- 売ってから買う→1,000ドル売った状態‥ショートポジション(売りポジション)
買いから入る→ロング・売りから入る→ショート、と覚えれば分かりやすいですね。ちなみに、新しく通貨を売買することを“ポジションを建てる”、別名:ポジションメイクと言います。このポジションを建てるタイミング・そして決済するタイミングが利益が出るか否かに直結すると言ってよいでしょう。
決済って何だ?
先ほど決済という言葉が出ましたが、取引しても決済しなければ利益が出ません。買いから入っているなら売ることで・売りから入っているならば買う(買い戻す)‥これを決済するといいます。このように決済してはじめて利益を確定させることができるのです。
スワップポイントとは‥<2ヵ国間の金利の差>
スワップポイントとは、FXで得ることが可能な利益の一つです。取引している国同士の通貨の金利差から生まれる利益のことを意味します。銀行や郵便居局でも良く目にする金利。これは、各国がそれぞれ定めているものです。
大手銀行の普通預金の金利は今は0.001%です。つまり1年間保有すれば0.001%の利子がつくわけですね。
他の国はどうでしょうか。オーストラリアドルならば外貨預金1年で1.3%・アメリカドルならば外貨預金1年で1.4%と日本よりも約1.2~1.3%も高いですね。もしアメリカドルを100万円分(1万ドル)1年間保有していれば、約13,000円もの金利差を受け取れるわけです。これは大きいですね!日本の金利が低すぎるのもあるのですが。
上記でポジションについて解説しましたが、これは金利差から生まれるスワップポイントに大いに関係していきます。というのも、スワップポイント(金利差の利益)で得れる金額は、ポジションの日数に比例するからです!ポジションを維持している間はずっとスワップポイントがもらえます。つまり毎日ですね。ポジションを毎日維持する=その日のスワップポイントが加算され増えていく、という感じです。
これを目的にFXを始めて利益を出す人も多いのですよ。確かに日本は超低金利時代なので、狙い目かもしれませねんね。高金利の通貨を買って保有しているだけでその金利差分の利益が得られるですから。
FXのメリットとは?―その魅力に迫る
FXについて少しずつ分かってきたことと思います。専門的な用語が続いたのでここでは少し休憩し、FXのメリットを見ていきましょう。学生や主婦の方までもやっているFX‥どこに魅力が隠されているのでしょうか。
スマホでも簡単に取引出来る!
外国の通貨を売買して利益を出す‥どこかに出向いてやる必要があるのかと思いがちですが、違います!なんと今の時代は、持っているスマートフォンやパソコンからいつでも取引できるのですよ♪スマートフォンで出来る、と聞くだけで身近に感じることが出来ますね!
24時間いつでも取引OK!
FXはスマートフォンやパソコンでいつでも取引できると言いました。つまりは、インターネット環境さえあれば自宅にいながら世界中の通貨を取引できるということ。当然、日本と他国では時差がありますが、こういった取引所(銀行や各金融機関)は全てインターネットを介しておこなっているので全く問題なし!日本はもちろん、香港やシンガポール・パリ・ロンドンなど世界50か国以上にネットワークが存在するため、昼夜関係なくいつでも24時間取引できるのです。
少額から始めることが出来る!
後ほど具体的に始め方(やり方)を見ていきますが、FXの良いところは「少額から」始めることが出来る点です。2章で“レバレッジ”について学びましたが、まさに少ない資金で大きな取引が出来るのはメリット以外の何物でもないでしょう。1万円から始めてもOK!余裕がある人は10万円~と、自分の資産状況に合わせてはじめることが出来るのが大きな特徴です。1万円からならやってみようかな・・という気になりますもんね。主婦や学生でもやっているという事実に納得です。
取引所によっては5倍・10倍といったレバレッジがあり様々ですが、共通しているのはレバレッジが110倍ならばスワップポイントで得られる利益も10倍になるということです。
株などは上限が3倍だったりと低いレバレッジなので、10倍や25倍のレバレッジというのはFXならではの魅力と言えると思います。もちろんその分リスクも存在しますが。
リスクは最小限で済む!
FXは良く株と比べられがちです。FXというなんとなく敬遠しがちな名前ゆえにでしょうか、株以上のリスクがあるんでしょという声もよく耳にしますが‥決してそんなことはありません!むしろ、FXの方がリスクが低いことを分かって頂きたいです。
それはなぜか。FXはずばり“値動きが非常に小さい”からです。これはFXが通貨を売買する=通貨を取引しているがゆえですね。株だと1,000万円になったり0円という紙くず同然になったりと値動きが激しいのが株の特徴です。しかし、FXは先ほども言ったように通貨を取引しているため値動きは小さいです。1ドル100円が1ドル1万円になったりはしませんよね。むしろあり得ないくらいです。
FXのデメリットとは?-対処法もチェック
FXはリスクも最小限で少額から始めることができ、24時間いつでも自宅で取引できる‥なんとも魅力的なものでしたね。しかし、当然このFXにもデメリットは存在します。あまり知りたくない部分でもありますが、どういった部分がデメリットなのか?そして対処法をしっかりと知っておいた上で、始めていきましょう。
金利の変動リスク
金利の低い通貨を売り高い通貨を買って保有していることで、その差を利益として受け取れるスワップポイント。良い部分しかないかと思いきや、ここにデメリットが潜んでいました。金利レートは毎日ではないですが、月単位で変動します。ここで高金利だった通貨が大幅に下がったとします。もらえるはずのスワップポイントを逆に支払わないといけない、という事態に陥る可能性もあります。
あくまで可能性なので大幅に下がらない限りは特に問題ないとは思いますが…こういう事態を防ぐためにも、保持している通貨の金利レートだけでも「定期的に」チェックしておきましょう。
為替の変動リスク
上記の金利の変動リスクと似て非なるものです。為替レートはニュースでも良く報道されていますが、毎日変動します。ちょっとしたことで大幅に値崩れする可能性があるのがこの為替レート。国の為替レートが下がれば=その国の通貨の価値も同じように下がります。つまり、持っている国の為替レートの変動次第では、損失金を支払う羽目になる可能性もあるということです。
戦争やテロ・天災などが世界各国でありますが、こういった事態でもレートは下がりえます。金利もそうですが、レートは固定されず常に変動するものとして肝に銘じておきましょう。
とはいえ、取引所によっては<ここまで下がったら自動的に売る>などと逆指値という設定が出来るので、これを設定しておけば予期しない暴落=損失は避けることが出来ます。ありがたいですね!
FX会社が倒産?!
FXの資金を預けている取引所がもし倒産したら・・あまり考えたくはない状況ですね。資産が返ってこない場合も想定しておきましょう。利用する取引所を選ぶ場合は、“信託保全”を取り入れているところを選べばこの事態が回避できます。ほとんどの取引所では信託保全という「会社の資金と顧客の資金を分けて保管する」方法をとっているので安心して下さい!しかし念のため、利用前にはきちんと確認して下さいね。
【知っておいて損はなし!】FXで知っておきたい用語を解説!
FXをさらに詳しく知るために必要なキーワードを3つ、上記で紹介しました。この章では、紹介した以外のキーワードを解説します。知っておいて損はないどれも良く出てくる用語なので、2章の3つのキーワードとともに合わせて頭に入れておきましょう。
スプレッド‥<売値と買値の差>
例えば、売値(売るレート)が75.5で買値(買うレート)が75.2だったとしましょう。その差は「0.3」ですね。これをスプレッドと言い、SPとも略されています。取引所のサイトを見ると大体はSPと書かれていますよ。
身近なところで例えてみましょう。ニュースで「今日の為替市場は1ドル110円50銭から113円20銭で取引されています。」なんて言葉を聞いたことはありませんか?まさにこの金額の差、売値と買値の差がスプレッドなのです。
さて問題。110円と113円‥どちらが売値でしょうか。正解は110円が売値です。ということは113円が買値ですね。買値が安くなってしまうとどうなるか。何もせずとも儲かってしまいます。だから買値の方が高いのです。単純明快ですね(笑)。常に買値が高いわけですから、既に損失が出てしまっています。
しかしスプレッドが狭ければ狭いほど損失は少なくて済みます。スプレッドが狭いと有名なところは、“DMM証券”です。あとで詳しく紹介しますね!
強制ロスカット‥<預けている資金が一定の水準になれば強制的に決済される仕組み>
FXには、自分の意志とは別に強制的に決済されてしまう仕組みがあります。勝手に決済されるなんて!と思ってしまいますが、これは仕方のないことなのです。
値上がりすると予想し新たに購入します。しかしその後に大きく値崩れし急激な変動があったとしましょう。その場合、予想をはるかに上回る損失被りかねません。損失金額が証拠金の金額以内に収まるように、一定以上の損失が出た場合に強制的に決済するというのが、この強制ロスカットです。常に自動的に監視されているので、証拠金以上の損失は出ないようになっているのです。
2章で出てきたレバレッジ。これにも大きく関係してきます。25倍なら1万円で25万円分取引できます。100万円分取引したい場合は4万円ですむわけですが、あまり大きなレバレッジでやりすぎるとその分少しでも損失が出れば強制的にロスカットされます。こうなると、すぐに取引が出来ない可能性があり→次に値上がりするチャンスを逃していまいます。
ちょっとブレイクー豆知識
〇証拠金‥口座を開設する際に一定の担保として預けるお金のこと。保証金とも言います。
〇ロスカットライン‥ロスカットされるボーダーラインのこと。20~30%に設定しているところが多いです。
〇損切り‥ロスカットの日本語版。こちらより、ロスカットの方が分かりやすいですね。
デモトレード‥<実際にお金を使わない取引のこと>
デモという意味で既に分かりますね。実際にお金を使って取引するのではなく、仮想通貨(デモ)を用いて取引(トレード)することを指します。実際にお金は使わないのでもちろん損失は出ませんが、リアリティーさに欠け緊張感が持てないのがネックです。どの会社もデモトレードシステムは導入しているので、積極的に活用しましょう!FXがどういうものかを知るには非常に有効的な方法だからです。
お勧めの会社2つを紹介!―どちらも初心者向け
最後になりましたが、利用するのにオススメな会社として、ネット証券業界で一位二位を争う手数料が安いGMOクリック証券・業界最狭水準のスプレッドであるDMM証券の特徴を紹介していきます。どちらも初めての人に利用しやすい会社なので、比較し好きな方で取引して下さい!
GMOクリック証券の特徴
GMOクリック証券の特徴は、なんといっても業界最安値の手数料にあります。現物取引手数料では、一約定ごと・一日定額プランがありますが、一約定~10万円までだと手数料は95円という圧倒的安さです。この手数料の安さは口コミを見ても利用者も納得の声が上がっています。
またスマートフォンで常に取引したいという人にもGMOクリック証券はオススメです。iPhoneならば「iclick株」・Androidならば「株roid」をダウンロード!スマホならではの直感的な動作が快適におこなえるアプリが揃っています。もちろん無料。
DMM証券
皆さんCMでもお馴染みのDMM.com♪の会社が運営しているFX会社がDMM証券です。全20通貨ペアがあり全て最狭水準のスプレッド(米ドル/日本円で0.3!)を提供しています。また、クイック入金といって自分の金融機関からリアルタイムに振込できるシステムも。これにより24時間いつでも入金可能になり、取引のチャンスを逃すことはありません。全国約380もの金融機関に対応しているので、ほぼ全ての人がクイック入金できることでしょう。なんと振込手数料はどの金融機関に対しても0円です!これは嬉しい。
DMM証券でいいなと思ったのが、ログインから入金→取引まで“漫画で分かりやすく解説”しているところです。文字だけよりも漫画で読む方が頭に入りやすいので、この点は凄く親切だなと感じました。
FX口座開設方法を初心者にわかりやすく解説!
FXも株と同じような危険なイメージもあり敬遠している人も少なくはないと思いますが、少ない額から始められることもあり、今は学生や主婦からも人気なのですよ!
そこで今回は、FXをやり始めるにあたって絶対に欠かすことのできない「口座開設」!これについて詳しく見ていこうと思います。
必要なものはもちろん、何歳から始めれるのか?マイナンバーは必要?といった疑問、そして審査についても落ちる基準はあるのか?までも徹底解説していきます!
FXを始めたいと思っている初心者の方に特に必見の、盛りだくさんの内容となっているので是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。それでは前置きはこの辺にして早速、必要なものから確認していきましょう。
FX口座開設を始めるために必要なものをチェック!
FXを始めるには、どのFX会社を利用する時も口座開設が必須です。取引を行う口座のことですね。今ではインターネット上から簡単に行うことが出来ます。
しかしいくら簡単に行えるからといって、何も用意せずともできるわけではありません。下準備があってこそ、良いスタートが切れるといっても過言ではありません。基本はどの会社でも必要なものは同じで、利用するFX会社が明記しているものを用意すれば良いですが、しっかりと必要なものを確認→用意した上で、万全の体制で挑みましょう!
本人確認書類
これはもう「絶対に」必要です。持っていない人なんて居ないとは思いますが、どの会社を通じて開設するにも、絶対に提出しなければなりません。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- マイナンバーカード※次の2章で必要の有無について詳しく解説します。
- 住民基本台帳カード
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
多少、会社によって提出書類に違いがあるかもしれませんが‥だいたいは主に上記のうちのどれかを提出するように明記されています。これらの必要なものを見てもお分かりのように、写真あり・なし両方の書類が書かれています。
運転免許証やパスポートのように写真があるものであれば“一点でもOK”ですが、健康保険証などの場合は住民票の写しなど“他のものと二点セット”で提出するよう求められることも多いので、本人確認書類を健康保険証で提出しようと考えている人はこの点も頭に入れておきましょう。
注意点
ただ単に本人確認書類を提出するだけではなく、いくつか注意点があるのでこちらもしっかりと確認しましょう。
有効期限内のものを用意!
提出する書類の中で、運転免許証・パスポートなど有効期限があるものに注意して下さい!どの会社にもこの点は書かれているので目にすることも多いかと思います。まさか期限切れの書類を提出する人は居ないでしょうが‥有効期限内のものでないと正式な本人確認書類として認められないので気を付けて下さい。
現住所と記載の住所は“同じ”であるべし!
また、どの書類も自分の住所が書かれているかと思いますが、これに記載の住所=今住んでいる住所と一致しているようにしましょう。引っ越ししたばかりで各種書類の住所変更はまだしていない!なんて人は要注意です。新しい住所が証明できるものも合わせて提出すればOKとしている会社もありますが、今住んでいる住所=提出する本人確認書類に記載の住所と同じというのが基本です。
マイナンバーカードって必要?不要?
先ほど、必要なものと記載した中に「マイナンバーカード」がありましたね。以前は不要だったはずなのに今は要るの?!と驚かれた方のために、この章では口座開設にあたりマイナンバーカードが必要か不要かを解説します。
口座開設には必須!
マイナンバーは日本に在住の国民一人一人に割り当てられてる12桁の番号のことです。2016年の1月から、FXの口座開設をする際には絶対に必須となりました。その前に開設した人でも追って番号の提出を求められています。マイナンバーと個人の情報を紐づけることで、正確な情報を把握することが出来ますし、脱税などの不正行為も防ぐことが可能に!
また、FXの取引で得た利益には“税金”も多く関わってくるので、このマイナンバー登録が必須となったわけです。
通知カードでも大丈夫?
最初に郵送されてくるのは、マイナンバー“通知”カードでこれは紙ベースのカードです。顔写真はありません。この紙ベースのカードの提出でも大丈夫かな?と心配になった人、これはFXの会社の規定によります。ほとんどの会社が、通知カードならば、運転免許証やパスポートなど“顔写真”付きの書類と合わせての提出を義務付けています。ですので、他に顔写真付きの書類があるならば、答えは【大丈夫】です。
個人番号カードに切り替えるには?
通知カードは手元にあるけど健康保険証など顔写真がない書類しか持っていない場合は、これを顔写真付きのカードに切り替える必要があります。
各市町村の役所に持って行き再申請することで、《個人番号カード》に切り替えることができます。この個人番号カードは正式な身分証明として使えるので、運転免許証を持っていない人には重宝しているようですね!
通知カード・個人番号カード、いずれにしてもFXの取引のために使う口座開設時には『必須のもの』です。あまり居ないとは思いますが‥通知カードさえも失くしてしまったかも?!という人は、絶対に探し出して下さい(笑)。
FXは何歳から始めれるの?―年齢制限はあるの?
冒頭で、FXは学生や主婦でも始めていると申し上げました。え!学生も可能なの?とビックリされた方も居たかもしれません。確かに、基本的には収入がないとされている学生でもFXをやっているなんて驚きますよね。
学生とはいえ、いったい何歳から始めることが出来るのでしょうか。3章では年齢制限について見ていきます。
ボーダーラインは“20歳以上”!
やはり学生でもOKとはいえ、年齢制限はありましたねー。ほとんどの会社が「20歳以上」としています。
しかし、ある大手一社は“18歳以上”!その会社とは‥『SBI FXトレード』という会社。ここならば、18歳以上であれば申し込み資格はあります。
ボーダーラインが20歳以上というものの、必ずしも口座開設できるわけではないことを覚えておいて下さい。18歳~20歳前後の学生というのは、当然会社員よりは審査基準が厳しくなるからです。このあたりは、次の「審査に落ちる人とは?!」で詳しく説明しますね。
年齢の上限はあるの?
20歳以上(もしくは18歳以上)という年齢制限があるなら、上限もあるのでは?と勘付いた方は鋭いですね!その通りで、会社により違いますがだいたい70~80歳までとしています。上限が設けられているのには驚きましたが、やはり高齢になるとどうしても不自由になったり判断能力が鈍りがちになります。(もちろん全員ではないですが)
FXは気軽に始めやすい投資とはいえ、お金が絡むのでこの辺りは会社も慎重になっている結果でしょう。自分が恒例になったとしてもFXをやっている人は昔からずっとやっている上級者です。ですので、キツい言い方かもしれませんが「あの人がやっているから私でも!」なんていうのは、このFX業界では通用しません。
FX会社の口座開設で審査に落ちる人とは?ー基準を検証してみた
必要なものもバッチリ用意して年齢制限も、範囲内で完璧!なのに審査に落ちてしまう人がいます。特に学生などがツイッターで呟いているのを目にしますが‥落ちた人には申し訳ないですが、落ちるにはそれなりの理由がありました。
口座開設するにも審査があるFX。どういった条件の人が審査をクリアするのか?確認していきましょう。つまり、落ちる人はこの条件を「満たしていない人」ということになります。
一字一句同じに!名前、住所の漢字間違いに注意
口座開設の時に合わせて提出する書類‥これに記載の情報と、申し込みフォームで入力する情報とが一字一句とも間違いがないようにしなければなりません。
例えば、髙橋さんの「髙」という字。本人確認書類には「髙」なのに、入力フォームには「高」と書いていれば、同一人物としてみなされず”却下“というケースがあるようです。
投資経験あり!
FXを始めるにあたり、以前やっていたなどの経験があると非常に強いです。特にFX口座開設の審査は、この部分を重要視する傾向が強いですね。と言っても、経験なしなのに審査に通るために“5年以上”という虚偽申告は止めておきましょう。
一定の収入あり!
20歳以上の学生でもFXをやっているという人は、必ずといっていいほど“一定の収入”があります。これはアルバイトやパートでも構いません。雇用形態ではなく、毎月一定の金額を収入として得ているか?というのが基準になるようです。ですが、一定の収入があっても年収100万円以下だと落ちたという人もいるようなので、金額が微妙なところですね‥。
投資金額・資産に余裕がある!
誤解しないで欲しいのですが、多く投資できるから審査に通るという意味ではありません。先ほど説明した一定の収入、この金額とのバランスが重要なのです。
月収が15万ある→年間で180万の収入の人が、投資金額100万円にすると当然落ちます。バランスがおかしいですし、ハイリスクすぎます。FXを理解していないと判断されて、審査に落ちる可能性100%です。
資産に関して言いますと、大手FX会社だと申し込む際の条件として、資産〇〇万円以上という制限を設けているところもあります。FXでも何が起こるか分かりません。もしギリギリの資産だとしたら‥万が一の時に回収できないとなると会社も大ダメージです。やはり資産が少ないと厳しいと判断されるのでしょう。資産が少ないのに口座開設をしても、それほど儲けが出るとは思えないので‥納得です。
審査に落ちる人のまとめ
- 収入に対し、投資金額が見合っていない
- 資産が少ない人
- 入力に不備がある
どの会社も審査基準は明らかにしていないので、これだ!という情報はここでもお伝えできませんが‥だいたいこの3つのうちどれかに当てはまっている人は《審査に通りにくい》ですね。意外にも入力不備!自分では全部入れたと思っていても些細な部分が抜けている可能性もあります。入力後は、じっくりとぬけがないか再度確認しましょう。
口座開設について、バッチリお分かり頂けたでしょうか。FXを始めるには、自分が審査に通る条件に当てはまっているか?をよく考えた上で、必要なものを用意すると良いですね。準備万端で始めてもらえたらと思います。