国内の取引所は取り扱い銘柄が少ないのが現状です。そこでおすすめなのが、海外の仮想通貨取引所です。その中でも、今最も注目されている取引所BINANCE(バイナンス)をご紹介します。

BINANCE(バイナンス)は、20177月にできた中国の仮想通貨取引所です。創業者でCEOZhao Changpeng氏は、中国の仮想通貨取引所OKcoinの共同設立者でもあり、ブロックチェーン技術や取引所運営知識においても評価が高い人物です。他の取引所を圧倒するサービスを提供しているBINANCE(バイナンス)は、201712月にそれまで取引高世界一だったBittrex(ビットレックス)を抜いて、世界一になりました。BINANCE(バイナンス)は8カ国語に対応し、世界180カ国で利用されているため、海外の利用者がほとんどであるのも特徴です。日本語にも対応しているので、海外の仮想通貨取引所を利用するのが初めての人、外国語が苦手な人にもおすすめの取引所です。

 

 

BINANCE(バイナンス)のメリット

設立されてまだ日が浅いBINANCE(バイナンス)が世界一になったワケは、取り扱い銘柄の多さ、手数料の安さ、使いやすさなど、仮想通貨デビューしたばかりの人から上級者まで、誰もが利用しやすい取引所だからです。

 

取引銘柄が多く、夢のある「草コイン」が豊富

BINANCE(バイナンス)では100種類もの仮想通貨が取り扱われています。また、新しい通貨が日々上場されているので、今後もさらに増えていくことが予想されます。日本の仮想通貨取引所の取り扱い銘柄トップのcoincheck(コインチェック)でも、取り扱いは13種類なので、BINANCE(バイナンス)と比べると圧倒的な差です。有名なビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろんのこと、今話題の「草コイン」も豊富に取り扱われています。

草コインとは、ビットコインなどの主要銘柄に比べて圧倒的に時価総額や取引価格が低い、つまり注目度が低い仮想通貨のことです。注目度が低い分、一過性の情報で価格が何十倍、何百倍になることも珍しくなく、大幅な利益を狙えるとして人気が上がっています。

BINANCE(バイナンス)で取り扱われているVergeという草コインは、昨年1900倍にもなりました。値上がり前にVerge1万円購入していたら、1900万円、1000円でも190万円になっていたことになります。ただし、もちろんVergeのように高騰するコインばかりではなく、草コインの中には長期保有していても注目度が低いため値段が上がらなかったり、そのコイン自体の存在がなくなってしまったりということも多々起こりえます。ハイリスク・ハイリターンの草コインは、富が富を生むと言われる投資の世界で、少額でも一発逆転で億り人を狙える夢のあるコインであり、BINANCE(バイナンス)を利用することでそれらを購入することができます。

 

取引手数料が安い

仮想通貨を取引所で取引する場合、その都度手数料が発生します。安ければ安いほど利用者にとっては嬉しいポイントです。BINANCE(バイナンス)の取引手数料は0.1%です。これは、以前取引高世界一だったBittrex(ビットレックス)の0.25%や、取り扱い銘柄が多いことで有名なCryptopia(クリプトピア)の0.2%と比べるととても安いです。

また、BINANCE(バイナンス)は、バイナンスコイン(BNB)という独自トークンを持っています。このトークンを購入しておいて、他の通貨を取引する際に取引手数料をBNBで支払うと、取引手数料が半額になります。つまり、0.05%の手数料で済んでしまうのです。数万円、数十万円ならこの取引手数料の差はそれほど気になりませんが、仮想通貨は何十倍、何百倍になることも珍しくありませんので、数千万、億単位の利益になることもあります。そういった場合、BINANCE(バイナンス)なら他の取引所よりも手数料が数万円、数十万円安くなるのでお得です。

 

登録が簡単で数分で利用可能に

日本の仮想通貨取引所では、身分証明書の提出など登録に少々手間がかかり、利用開始までに数日はかかるのが現状です。しかし、BINANCE(バイナンス)は、メールアドレスを入力し、パスワードを設定するだけで登録が完了してしまいます。登録にかかかる時間はわずか数分です。また、登録は無料なので、とりあえず登録しておいて気になる通貨が上場するまでほおっておいても損をすることはありません。

 

セキュリティがしっかりしている

海外の取引所を利用するにあたって、セキュリティ面を心配する人は多いでしょう。過去にはマウンドゴックス事件や、先日のコインチェックのNEM流出事件など、せっかく購入したコインが盗まれてしまっては元も子もありません。特に、中国の取引所というと、勝手なイメージで安全なのか心配になる人もいるのではないでしょうか。その点、BINANCE(バイナンス)はセキュリティにも力を入れています。ログインする際には2段階認証があり、その後ロボットでないことの証明認証まであります。つまり、ログインするまでに3段階の認証が必要なのです。ここまで、セキュリティをしっかりしている取引所は現状あまりありません。ですので、他の取引所と比べても安心して利用しやすいです。

 

取引サイトが使いやすい

BINANCE(バイナンス)の取引画面には、「ベーシック」と「アドバンス」の2種類があります。「ベーシック」はシンプルで使いやすい画面なので、仮想通貨投資初心者でも慣れれば使いこなすことができるでしょう。「アドバンス」はいろいろなインジケーターを表示することができるので、上級者におすすめです。指値注文、成行注文、逆指値注文を行うことができ、取引する際に通貨の数量ではなく、持っている通貨のパーセンテージで指定することもできます。

また、BINANCE(バイナンス)には公式のスマホアプリもあります。iPhoneandroid、どちらにも対応しているので、いつでもどこでも値動きを確認し、取引することができるので便利です。

 

 

ビットコイン(BTC)のハードフォークコインに全対応している

昨年だけでも、ビットコインキャッシュ(BTH)やビットコインゴールド(BTG)など、ビットコイン(BTC)はハードフォークを繰り返し、新しいコインがたくさん生まれました。ビットコイン(BTC)はハードフォークすると、新たに生まれたコインをその保有者に無料配布しています。ただし、保有者が利用している取引所の方針によって、ハードフォークしたコインが付与される場合とされない場合があります。国内の取引所coincheck(コインチェック)では、ビットコインキャッシュ(BTH)ができた時には付与がありましたが、その後ハードフォークによる新しいコインの付与は今のところありません。

その点、BINANCE(バイナンス)は公式Twitterで、全てのハードフォークコインをサポートすると発表しました。今年は昨年以上にビットコインのハードフォークが行われると言われています。BINANCE(バイナンス)にビットコインを保有しているだけで、勝手に資産が増えていくと考えると利用するメリットは大きいでしょう。

 

新規上場投票に参加できる

 BINANCE(バイナンス)では、月に1度、「Community Coin of the Month」と呼ばれるイベントを開催しています。このイベントでは、BINANCE(バイナンス)のユーザーで、且つ独自トークンのバイナンスコイン(BNB)を持っている人が、新たに上場させるコインを人気投票で決めることができます。自分の応援しているコインに投票することができますし、投票に参加しなくてもコインのトレンドなども分かるので、今後投資するコインの参考にもなります。

 

ICOに参加できる

 BINANCE(バイナンス)はICOのトークンセールにも積極的です。ICOとは、新しいプロジェクトの資金調達のために、独自のトークンを販売することです。ICOでは、まだ取引所に上場していないトークンを購入するので、取引所に上場しなければ取引もできませんし、利益が出ることもありません。また、新しいプロジェクトなので、それ自体がとん挫する可能性も十分にあります。けれども、トークンを上場前の低価格で購入することができるので、上場し値上がりすればかなりの利益が出る場合もあります。BINANCE(バイナンス)はICOを行ったトークンの上場にも積極的ですので、ICOに参加したがいつまでも上場しないというリスクも比較的低いですし、BINANCE(バイナンス)でトークンセールが行われれば話題にもなるので、上場後の値上がりも期待できるでしょう。つまり、通常よりも利益が見込めるICOに参加できるということです。

 

 

BINANCE(バイナンス)のデメリット

他の仮想通貨取引所と比べても優れているBINANCE(バイナンス)ですが、利用にあたって懸念点もいくつかあります。

 

取引サイト内の日本語が不自然、日本語のサポートがない

BINANCE(バイナンス)は日本語を含む8カ国語に対応していますが、その日本語が不自然なことがよくあります。そこはやはり日本の取引所ではないので、まだまだ日本語対応は不完全なのでしょう。逆に英語表記の状態でgoogle翻訳などを利用する方が、意味が理解しやすいこともあるので、英語が堪能でない方はサイトの利用の仕方に工夫が必要です。

また、問題が発生した時などの問い合わせは、日本語に対応していないのが現状です。こちらも、ある程度は翻訳ソフトを利用すればコンタクトが取れるでしょうが、その手間がかかるという点はデメリットではあります。

 

日本円の入出金ができない

BINANCE(バイナンス)は、日本円基軸で仮想通貨を購入することができません。ビットコイン(BTC)、バイナンスコイン(BNB)、イーサリアム(ETH)、USDテザー(USDT)がBINANCE(バイナンス)での取引の基軸通貨となります。ですので、まず日本円が入金できる国内の取引所や販売所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入し、それをバイナンスの口座に送金してからBINANCE(バイナンス)内で取引をするという流れになります。また、出金する際も、BINANCE(バイナンス)から国内の取引所の口座に送金し、そこで日本円に換えて出金するという流れになります。現状では直接入出金ができないために、手数料と手間がかかってしまいます。ですが、BINANCE(バイナンス)が日本国内に進出するという噂がネットでは話題になっていますので、もし実現すれば日本円の入出金も可能になるかもしれません。今後の動きが注目されます。

 

出金制限がある

 BINANCE(バイナンス)は通常登録の場合、12BTC分までしか出金できないよう制限がかけられています。2018130日現在の価格でいうと2BTC230万円強なので、大きな利益が出た場合には出金の際に制限を超えてしまうこともあるでしょう。不十分な場合には、身分認証をすることで1日の出金制限を100BTCまで引き上げることができます。身分認証はパスポートがあれば可能です。その写真を撮って提出すれば1週間ほどで認証が完了します。

 

 新規登録の制限

草コイン投資が人気となっている影響もあり、BINANCE(バイナンス)の新規登録者が急増し、201815日には新規登録の受付停止が発表されました。BINANCE(バイナンス)は登録が簡単にできるということもあり、一時は1日に25万人もの新規登録があったようです。その後、新規登録の受付の再開、停止を繰り返し、現在は登録がしやすい状態になっているようです。でも、いつまた停止するかわからないので、新規登録ができるタイミングでとりあえず登録しておくのが賢明でしょう。

 

中国政府の政策に左右されやすい

BINANCE(バイナンス)は中国の取引所のため、中国政府の政策によっては規制が入る可能性があります。20179月には中国政府から1度大きな規制が入りました。仮想通貨に対して現在ネガティブな考えの政府ですので、これが最大の懸念点ではあります。

ただし、BINANCE(バイナンス)側も政府の規制が入りにくいよう最大限対策をしています。規制されそうな通貨やICOは取引所から削除し、中国国内からの取引を制限、その分中国国外の利用者をターゲットにサービスを拡大して、国外の利用者を増やしています。また、歴史的背景から規制の入りにくい香港に拠点を置いています。100%安心という訳ではありませんが、それは日本国内、その他海外の取引所もそれぞれの国の政策に左右されるというリスクは負っています。ですので、どの仮想通貨取引所を利用する上でも覚悟しなければならない点ではあります。

 

資産運用のプロFPの投資初心者向けBINANCE(バイナンス)利用法

BINANCE(バイナンス)のメリット、デメリットを加味して、資産運用のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)の私が投資初心者の方におすすめする投資方法をご紹介します。

まず、仮想通貨取引所に資産を保有する上で、取引所がハッキングされたり、倒産したり、その国の政策によっては急に閉鎖したりする可能性があります。ですので、複数の国の取引所に資産を分散する方が賢明でしょう。日本の取引所を複数利用するのもいいですが、もし日本政府が仮想通貨取引を制限すれば、一気に資産が凍結される恐れもあります。ですので、海外の取引所であるBINANCE(バイナンス)も利用すれば、よりそのリスクを下げることができます。

また、BINANCE(バイナンス)は取り扱い銘柄が多いという点を利用して、よりたくさんの銘柄を購入することでさらにリスクを下げることを狙います。これは、複数の取引所を利用するのと理屈は同じです。特に草コインは主要コインと比べても購入したコインの価値がゼロになってしまうリスクもありますので、その時の損失をできるだけ少なくする意味があります。

 らに、投資初心者の人は、投資知識も少ないですし、プロのトレーダーではありませんのでチャートに一日中張り付くことも、常に情報収集することもできません。ですので、今買うべきか、もう少し待つべきか迷ってしまい、なかなか買い時を見極められないことも多いのではないでしょうか。そこで、一度で全額購入にあてるのではなく、複数回に分けて購入することで、高値掴みをしなくてすみます。これを投資用語で、ドルコスト均等法と言います。

たとえば、投資元本が9万円あり、30銘柄にほぼ均等に分散投資するとするならば、まず3万円分で30銘柄、各1000円ずつ購入します。その1か月後に、また3万円分で30銘柄、各1000円ずつ購入します。さらに1か月後に、残りの3万円で同じように購入します。こうすることで、価格が高い時には買い付けコイン数が少なくなり、価格が低い時には買い付けコイン数が増えます。つまり、買うタイミングに迷う必要なく、自動的にそれほど高くない価格で購入できてしまうということです。

そして、今後まだまだ仮想通貨市場は成長することが見込まれますので、一時の値動きに不安にならずに長期保有することで、利益が出やすくなるでしょう。プロのトレーダーのように最大の利益を出すことを目指すのではなく、手間と時間を掛けずにコツコツと利益を出すことを目指すだけでも、そのほかの金融商品に投資するよりも仮想通貨は大きな利益を出せる可能性があります。実際、私は昨年毎月購入する以外はほったらかしで、半年ほどで元本の約8倍にまで資産を増やすことができました。